日本/東日本大震災/子どもにやさしい地域づくり(公開日:2015.12.22)
子どもまちづくりクラブVol.69〜岩手県陸前高田市〜(2015.10.27)
2015年10月27日、陸前高田市子どもまちづくりクラブのメンバーが陸前高田市役所を訪れ、戸羽太市長、長谷部智久副市長、山田市雄教育長に直接提言書を手渡しました。“生きるだけの町ではなく豊かに暮らせる町”を目指して、約4年以上活動してきた子どもたちは陸前高田市に何を訴え、おとなたちは何を思ったのでしょうか。
■陸前高田市の子どもたちが市長に提言!■
今回届けた提言書は、今年の夏に実施した「子どもまちづくりリーダーツアー2015」で復興庁に届けた提言書をもとに、陸前高田市子どもまちづくりクラブ「絆〜savethe hope TAKATA〜」(通称・絆クラブ)が自分たちの住む陸前高田市に向けて作成したものです。これからも引き続き、より多くの子どもたちが復興に向けたまちづくりに参加できるよう、今まで絆クラブが行ってきた活動を学校や地域の中でできるようにしてほしいと、メンバーは主に次のことを提言しました。
1、私たちは、学校でも復興について学ぶ場がほしいです。
2、私たちは、子どもとおとなが対等に話せる場がほしいです。
提言書全文はこちら
■市長や教育長からの子どもたちへのメッセージ■
絆クラブメンバーの提言を聞いて、継続的にこれまで絆クラブの活動に関わってきた市長からは「子どもたちが復興に関わっていくということは本当に大事だということを色々なところで話している。復興は本当に時間がかかるので、みんながおとなになった時にちゃんと陸前高田がみんなのふるさとであり、住み続けられて、そしてみんなが少しでもいいまちになったなと思ってもらえるように復興を進めていかなければいけない。そのために子どもとの話し合いの場が重要だと思っている。みんなの思いが継続できるように我々としても工夫していきたい。行政が持っている情報や考えていることを子どもたちに向けても積極的に発信していきたい。」と、回答がありました。
また、教育長からは「みんなは震災後、絆クラブに参加したことによって自分を変えることができた、地域に興味をもつことができたということを聞いて、震災を自分の成長につなげているのだとすごく感じたし、頼もしいと思った。学校でも復興について学ぶ場がほしいということを校長先生にもお願いしていくので、積極的にまちづくりに参加してほしい。期待している。」と言葉があり、メンバーにエールが送られました。
■これからもより多くの子どもたちが復興に向けたまちづくりに参加するために■
市長、副市長、教育長の話を聞いて、「地域に関心を持って活動することで縦と横のつながりも感じられるようになった。学校の教育の中に取り入れてもらえれば復興への思いを強く持って積極的に関わっていきたいと思う。」と熱い思いを持つ子どもたち。
次回は、この提言書提出をふまえ、提言内容を実現していくために子どもとおとなが一緒に話し合った絆クラブ最終活動報告会の様子をお届けします。お楽しみに♪
(報告:遠野事務所 木下秋葉)
■陸前高田市の子どもたちが市長に提言!■
今回届けた提言書は、今年の夏に実施した「子どもまちづくりリーダーツアー2015」で復興庁に届けた提言書をもとに、陸前高田市子どもまちづくりクラブ「絆〜savethe hope TAKATA〜」(通称・絆クラブ)が自分たちの住む陸前高田市に向けて作成したものです。これからも引き続き、より多くの子どもたちが復興に向けたまちづくりに参加できるよう、今まで絆クラブが行ってきた活動を学校や地域の中でできるようにしてほしいと、メンバーは主に次のことを提言しました。
1、私たちは、学校でも復興について学ぶ場がほしいです。
2、私たちは、子どもとおとなが対等に話せる場がほしいです。
提言書全文はこちら
■市長や教育長からの子どもたちへのメッセージ■
絆クラブメンバーの提言を聞いて、継続的にこれまで絆クラブの活動に関わってきた市長からは「子どもたちが復興に関わっていくということは本当に大事だということを色々なところで話している。復興は本当に時間がかかるので、みんながおとなになった時にちゃんと陸前高田がみんなのふるさとであり、住み続けられて、そしてみんなが少しでもいいまちになったなと思ってもらえるように復興を進めていかなければいけない。そのために子どもとの話し合いの場が重要だと思っている。みんなの思いが継続できるように我々としても工夫していきたい。行政が持っている情報や考えていることを子どもたちに向けても積極的に発信していきたい。」と、回答がありました。
また、教育長からは「みんなは震災後、絆クラブに参加したことによって自分を変えることができた、地域に興味をもつことができたということを聞いて、震災を自分の成長につなげているのだとすごく感じたし、頼もしいと思った。学校でも復興について学ぶ場がほしいということを校長先生にもお願いしていくので、積極的にまちづくりに参加してほしい。期待している。」と言葉があり、メンバーにエールが送られました。
■これからもより多くの子どもたちが復興に向けたまちづくりに参加するために■
市長、副市長、教育長の話を聞いて、「地域に関心を持って活動することで縦と横のつながりも感じられるようになった。学校の教育の中に取り入れてもらえれば復興への思いを強く持って積極的に関わっていきたいと思う。」と熱い思いを持つ子どもたち。
次回は、この提言書提出をふまえ、提言内容を実現していくために子どもとおとなが一緒に話し合った絆クラブ最終活動報告会の様子をお届けします。お楽しみに♪
(報告:遠野事務所 木下秋葉)