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日本/東日本大震災/子どもにやさしい地域づくり
(公開日:2013.04.13)

子どもまちづくりクラブVol.20〜宮城県石巻市〜(2013.04.13)

 

石巻市立町大通り商店街に建設予定の子どもセンター。石巻市子どもまちづくりクラブのメンバーは、子どもセンターの立つ立町商店街の復興状況やまち歩きのリサーチに続き、いよいよ子どもセンターの設計も最終化され、今度は子どもセンターの使い方について地域の方々に聞き取り調査をした様子をお届けします♪




■子どもセンター最終基本計画案発表■

2013年3月3日、昨年から取り組んできた子どもセンターの設計が最終化されました!


 

最終基本計画案を見ながら、メンバーからは「ガラスばかりだと危険じゃないの?」「1つ1つの部屋の大きさはどのくらい?」「入り口の木は何がいいかな?」などたくさんの質問やコメントがでてきました。建築アドバイザーと意見交換しながら、一つ一つ確認し、ついに石巻市子どもまちづくりクラブとして合意!


■子どもセンターの使い方について2日間にわたって聞き取り■

子どもセンター最終基本計画案が出来あがったところで、次は内外装を決める必要があります。そこで、内外装を検討していくために、2013年3月10日と3月23日の2日間にわたって、地域の子どもたちや大人に子どもセンターの使い方を聞き取りました。


キッズ・コーナーで遊んでいる子どもたちを安心して見守れるように、可動式の棚テーブルがあったらいいなという子育て中の保護者の方からのアイディア。



屋上庭園で採れた野菜を使って、収穫祭をギャラリーで行うという子どもセンターの特徴を活かしたアイディア。


ゆったり広場で、大きなスクリーンを使って大人数でゲーム大会をしたいという子どもならではのアイディア。


地域の子どもや大人と話す中で、さらにおもしろいアイディアが出てきて、子どもセンターの完成がますます楽しみになっていた様子のメンバー。今後はこれらのアイディアを内装案に反映していく予定です。


〜参加した地域の方々の声〜
・それぞれの立場でたくさんの子どもや大人たちが様々な意見を言えたことは大変良かった。話し合っていくうちに、実現できると思えるようなことが不思議である。(行政関係者・50代)
・地域のお祭りでも連携していければと思います。(地域関係者・30代)
・子どもセンターが完成するのが楽しみです!!(保護者・40代)


〜参加したメンバーの声〜
・いろんな人と意見交換や話し合いができてうれしかった。これからは私たちがゆったりできる子どもセンターになるようにまとめていきたい。(小6・女子)
・いろいろな人の意見を聞くことができたので良かったです(中1・男子)
・今まで気づかなかったことに気付けた気がする。地域の人が考えてくれたことを全部実現したいです。(中2・女子)



2013年5月5日に行われる「第4回東北子どもまちづくりサミット〜ぼくらが受けつぐ夢のまち〜」では、地域の復興状況や地域の方々と考えた子どもセンターの使い方のアイディアを、石巻市子どもまちづくりクラブのメンバー一人ひとりの個性を活かしながら、発表します!また、子どもセンターの使い方のアイディアを反映した内装案は、2013年5月26日に実施予定の第6回子どもまちづくりクラブ報告会にて、地域の方々へ報告する予定です。
どんどん具体化されていく子どもセンター。ぜひ東北子どもまちづくりサミットや報告会にご参加ください!メンバー一同、お待ちしています♪


(報告:仙台事務所 菅原絵美)







 

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