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日本/東日本大震災/子どもにやさしい地域づくり
(公開日:2014.02.05)

石巻市子どもセンターVol.2〜開館後、子どもたちの笑顔がいっぱい〜(2014.02.05)

 

石巻市子どもまちづくりクラブ2011年秋から企画・デザインしてきた石巻市子どもセンター。201312に完成し、2014119日に開所記念式を行い、本格的に開館しました。石巻市子どもセンターは、0歳から高校生世代まで、いつでもだれでも利用できる子どものための施設。今回は、開館後の様子をお届けします!

 

乳幼児から高校生世代まで、全年代の子どもたちが参加できる多様な事業

石巻市子どもセンターは、子どもが安心して遊んだり過ごすことができる居場所であり、また、子どもの社会参加を推進する子どもたちの拠点。そのため、全年代の子どもたちに対する事業が行われています。

 

乳幼児親子向けには、0歳児とその保護者が親子でリズムに合わせて遊んだり、子どもの発達について学んだりする連続講座「はぴ☆はぴ」、幼児とその保護者が親子一緒に体を動かして遊ぶ「親子体操」、他にもベビーマッサージやベビービクス、絵本の読み聞かせや手遊びをする「絵本でほかほか」など、子育て支援事業が盛りだくさん。

 


親子ではぴ☆はぴ 赤ちゃんと遊ぼう!

 

小学生〜高校生向けには、工作を楽しむ「アートラボ」、地球や未来に目を向けて、楽しくワークショップする「Earth Teens」、クッキング講座「料理王」など、様々な体験を通じて子どもたちが楽しく学べる活動があります。

 

 

アートラボで自分だけの花瓶づくり!          Earth Teensでは地元高校生が講師に!

 


そして、20117月から石巻市の復興に向けたまちづくりに取り組む「石巻市子どもまちづくりクラブ」 は、石巻市子どもセンターの事業の一環として、石巻市子どもセンターを拠点に引き続き活動中。また、センターの利用方法などについて考える「子ども会議」も石巻市子どもセンターの運営を担っており、石巻市子どもセンターは子どもの権利の視点にもとづき子どもの社会参加の場としても本格スタート!

 

119日(日)のグランドオープン後、平日は約50名、週末は約150名を超える子どもやその保護者が石巻市子どもセンターで思い思いに過ごしています。

 

石巻市子どもセンターリーフレットはこちら



石巻市子どもセンターから、全国・世界に向けて子どもたちの声を発信!

石巻市子どもセンターは、子どもによる子どものための施設。

開館にあたって、石巻市子どもセンター職員の方々は、「みんなが楽しめる場所になるように、笑顔でお待ちしています♪」、「子どもはもちろん、地域の方みんなでつくる子どもセンターを目指していきたいと思います!」、「子どもセンターから、全国・世界に向けて子どもたちの声を発信していきたいですね!」と、語っています。子ども一人ひとりが幸せで健やかに成長できるようにと、熱い思いと力強い意気込みをもった職員のみなさん。

 

石巻市子どもまちづくりクラブメンバーが考えた「石巻の活性化のために子どもたちが中心となってつくり、運営をする施設。みんなが過ごしやすく、子どもの想いを世間の人たちに伝えられる場所」という石巻市子どもセンターのコンセプト。このコンセプトを大切に、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは引き続き、子ども参加によって石巻市子どもセンターが運営・管理されるよう、石巻市子どもまちづくりクラブをはじめとする事業への協力や職員研修の実施など運営サポートにあたっていきます。これからも、日々進化する石巻市子どもセンターに注目です!

 

 

(報告:東京事務所  田代光恵)


 

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