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日本/東日本大震災/子どもにやさしい地域づくり
(公開日:2013.11.15)

子どもまちづくりクラブVol.36〜岩手県陸前高田市〜(2013.11.15)

 
2013年は、陸前高田市のより多くの子どもたちの声、そしておとなの声を発信するために活動してきた「絆〜save the hope TAKATA〜」(通称・絆クラブ)。10月からは写真を通して、震災から2年半たった「高田の『今』」を東北内外に発信するため「進め!高田っ子!まちづくりフォト☆」(以下「まちフォト☆」)に取り組んでいます。今回は、「まちフォト☆」の企画から写真ワークショップまでの活動の様子をお届けします♪



■「より多くの子どもたちに参加してほしい!」タイトルや募集テーマも子どもたちが検討■

2013年10月13日(日)、「まちフォト☆」の企画をスタート。絆クラブメンバーは、子どもたちの視点から参加したくなるようなタイトルや誰にでもわかりやすい募集写真のテーマについて検討していきます。
  
「タイトルに『高田っ子』ってあると、高田町に住んでない子どもは自分のことだと思わないと思う。」
「だったら説明文にいれたらいいんじゃない?」
と、地域性にも配慮しながらタイトルについて話し合うメンバー。募集のテーマやチラシのデザインにもこだわりました!
※「まちフォト☆」チラシはこちら


■プロの写真家・佐藤慧さんとの写真ワークショップ■
そして、11月3日(日)には、子どもたちが伝えたい震災から2年半たった「高田の『今』」を伝えるため、陸前高田市でも活動されている写真家・佐藤慧さんをお招きして写真ワークショップを実施!
  
左から:〜写真家の佐藤慧さん 〜話を聞くメンバーの表情は真剣そのもの

これまで佐藤さんが撮った海外で出会った人や陸前高田市で防災やまちづくりに向けて活動する地域のみなさんの姿の写真を紹介しながら、そこに込められた思いを語ってくださった佐藤さん。写真でメッセージを伝えられることや印象的な写真をとるためのコツを教えていただきました♪
 
左から:〜佐藤さんから教わったコツを早速実践! 〜「どんなの撮れた?」と見せ合いっこ★
※タブレット提供:ファーウェイジャパン


■まちへ飛び出し、「高田の『今』」を撮影!■
佐藤さんから写真について教えてもらった後、午後から子どもたちは市内へ撮影に♪ 
 
午前中に学んだことを活かして、写真を撮る角度を工夫したり、「夕日を背景にかっこいい写真をとるにはどうしたらいいですか?」などと佐藤さんに質問しながら撮影をする子どもたち。
「今日みんなが撮った写真は、みんなにしか撮れないもの」。そんな佐藤さんからのメッセージで締めくくられた写真ワークショップ。「いろいろな高田の今を見れて良かった」、「写真は初めてやったけれど、楽しかったです。こんな伝え方もあるのだと思いました!けいさんの話べんきょうになった」という声が子どもたちからもあがり、子どもたちは写真撮影を通じて新たな高田の姿を知り、それぞれが持つまちへの思いを表現するきっかけにもなったようです。

陸前高田市立高田小学校、市役所前の山、サン・ビレッジ高田、キャピタルホテル1000、奇跡の一本松、長部漁港、陸前高田市産業まつり、高田大隅つどいの丘商店街のミニ「あかりの木」と、様々な場所を訪れ、一人ひとりが思い思いの場所と視点から伝えたい「高田の『今』」を切り取りました。


「まちフォト☆」では、引き続きあなたにしか撮れない震災から2年半たった「高田の『今』」をうつした写真を大募集中!集まった写真は、12月15日(日)の第7回子どもまちづくりクラブ報告会にて発信予定です。みなさま、どうぞお楽しみに♪

(報告:遠野事務所 田邊悠)








 

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