日本/東日本大震災/子どもにやさしい地域づくり(公開日:2014.05.29)
第8回子どもまちづくりクラブ報告会@山田:山田町カルタをお披露目(2014.05.30)
“山田の魅力”を発信するために、山田町子どもまちづくりクラブ「けっぱれ山田Toekomst」(通称・KYT)が2013年10月から作成を始めた山田町カルタが、ついに完成しました!今回は、山田町カルタをお披露目し、山田町カルタ大会も行った2014年5月25日の第8回活動報告会の様子をお届けします。ぜひ動画と共に当日の様子をご覧ください。
■山田カルタ完成!昨年10月からの取り組みと込めた思いを発表!■
今回の報告会には、山田町カルタの制作に協力して下さった地域の方々をはじめ、行政、町議会議員、保護者など多様な顔ぶれの方々約20名が参加しました。まず、はじめに簡単なゲームで自己紹介した後、活動紹介を実施。KYTメンバーが「地域の方々から集まった200以上の句を70句に絞り込むのが大変だった」「カルタの完成がゴールではなく、山田町カルタを通じて“山田の魅力”を全国に発信することが目的なのでこれからが本番!」と作成の経緯や思いを発表し、完成した山田町カルタをお披露目しました♪
■子どももおとなも白熱!山田町カルタ大会■
続いて、参加者とKYTメンバー計26名でいよいよ山田町カルタ大会スタート!子どももおとなも容赦なしの真剣勝負!山田町カルタは通常のカルタとは違い70枚あるため、同じ音で始まる読み札がいくつかあります。読み札のはじめの音を聞いて飛びつくと、お手つきになる可能性が高いのでなかなかスリリング。参加者は早まる気持ちを抑えながら、詠まれる句を最後まで聞き、絵札に目を光らせていました。
句や絵札を作成してくれた地域の方々も参加していたので、その紹介も交えながら進行!年齢や立場を忘れ、皆が夢中になった山田町カルタ大会は大盛り上がりで、終始大きな笑い声と笑顔に包まれていました。
また休憩時には、山田町カルタに登場する山田のお菓子を準備♪なんと、メンバーの保護者が、KYTメンバーが考えた地域活性化のイメージキャラクター「まつしい」の3Dケーキと巻き寿司を差し入れしてくれました。
■“山田の魅力”を発信するために、みんなで意見交換!■
最後に、山田町カルタを使って、町内外に“山田の魅力”をどのように発信するのか、意見交換。「カルタを拡大印刷して、図書館などに展示する」「インターネットやアプリを使って全国でも対戦できるようにする」「毎年お正月にカルタ大会を開催する」など、たくさんのおもしろいアイデアがでました。
〜メンバーの声〜
・今日は子どもからおじいちゃん、おばあちゃんまで、沢山の人方がてくれまし た!皆、真剣に、楽しく学びながら遊ぶことができました!また、新しい発信方法も出たので、今後、実施できたらいいです!(高2・女子)
・子どもの意見がおとななどに伝わると、このカルタ大会みたいにじつげんできることもあるから自分たちの意見をもっとおとなや社会に伝えたい(中3・男子)
・カルタの発表方法。自分たちだけでは思いつかない意見がたくさん出た。(中3・女子)
〜参加者の声〜
・楽しく、そして一体感のある報告会でした!子どもたちの取り組み、心強く感じました(30代・地域関係者)
・カルタに熱中してしまいました。子どももおとなもハンデなく気軽に参加できるカルタを選んだことは素晴らしいと思います。(30代・地域関係者)
・子ども、おとなが一緒になって楽しく過ごさせていただきました。カルタで山田町のことも学べ、興味深かったです。(50代・企業関係者)
・すごく楽しかったです!!山田のみんなの頑張りは絶対に明るい未来へ繋がっていくし、おとなたちも刺激を受け、動き出すはずです!(20代・地域関係者)
・何のしがらみもない純粋な感性を持っている子どもたちの意見も聞いていくべき。機会あるごとに話にいきたいと思います。今後もいろんなことを提案してください。(60代・地域関係者)
今後は、学校や幼稚園・保育園をはじめ町内各所へ山田町カルタの配布を予定しています。今回このように山田町カルタの完成をお披露目できたのは企画から半年間地道に取り組んできたKYTメンバーはもちろん、地域の方々の協力があったからこそ!山田町カルタ作成にあたり、協力してくださった皆さま、本当にありがとうございました。
KYTメンバーは山田カルタをはじめ様々な手法を使って、これからも地域の復興に向けて活動していきます。みなさま、引き続き応援・ご協力よろしくお願いいたします。