日本/東日本大震災/子どもにやさしい地域づくり(公開日:2012.07.19)
子どもまちづくりクラブVol.8〜岩手県陸前高田市〜(2012.07.19)
先日は、宮城県石巻市の子どもまちづくりクラブの様子をご報告しましたが、今回は岩手県陸前高田市の子どもまちづくりクラブ「絆〜Save the hope TAKATA〜」のメンバーの最近の活動の様子をお届けします!
2012年の1月から、「絆〜Save the hope TAKATA〜」のメンバーは、これまで考えてきた5つの「夢のまちプラン」(『HOPE』レポートP8〜9参照)のうち、陸前高田市を照らし、みんなが集えるシンボル「あかりの木」の具体化に取り組んできました。
6月中旬までは、「あかりの木」のコンセプトや「あかりの木」モニュメント本体、そして一緒に設置する「幸せを運ぶ時計」の細かな部分について、メンバー間はもちろん、地域の方々と意見交換をしてきました。
■着実にカタチになっていく、みんなの夢のまちプラン「あかりの木」■
そして7月。これまでの意見をもとに、ミニ「あかりの木」のイメージについて最終決定作業を開始。
「みんなのイメージに近い色は、何色?」
モニュメントの細かい部分の決定作業は、各自微妙に意見が違っていたりと少し大変だったようですが、メンバーの中でミニ「あかりの木」の実現がよりリアルになってきたようです。
7月8日(日)には、みんなで考えた最終案を持って、高田大隅「つどいの丘」商店街のみなさんに報告に行きました!
ミニ「あかりの木」制作の進み具合を報告! 「時計はどこに設置するのがいいと思いますか?」
■メンバーと地域の方々の手でつくるミニ「あかりの木」■
報告と意見交換会が終わった後は、モニュメントに取り付ける「葉っぱ」をデザイン。メンバーや商店街のみなさんのアイディアで、個性的なかたちの葉っぱがたくさんできました!
もくもくと葉っぱ制作に取り組むメンバーたち 商店街のみなさんも、葉っぱのデザインに参加!
「葉っぱを描いてくださーい!」
商店街のみなさんに声をかけて回るメンバー
■ミニ「あかりの木」の完成に向けて■
ミニ「あかりの木」は、8月末に完成予定です。8月19日(日)には、高田大隅「つどいの丘」商店街ひろばにて、「葉っぱのペイントイベント」、そして9月9日(日)には完成お披露目イベントを計画しています。
「ようやく現実味を帯びてきた!」「ちょっと疲れたけど、目が光るくらい楽しかった。意見、はっそうもいっぱいだせてうれしかった〜。」「商店街のみなさんと一緒に楽しく活動できた。」といったメンバーの声。
メンバー一同、よりみなさんに愛され、そしてみなさんを元気づけることができるモニュメントにするために活動していきます。ぜひぜひ8月19日、9月9日のイベントにご参加ください♪
(報告:遠野事務所・田邊悠)