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日本/東日本大震災/子どもにやさしい地域づくり
(公開日:2013.05.18)

三県の子どもたちが参加!第4回防災グローバルプラットフォーム会合Vol.1(2013.05.18)

 

先日、「世界の防災に向けて、私たちが伝えたいこと!」ワークショップで岩手・宮城・福島県の中高生計32名が第4回防災グローバルプラットフォーム会合に向けて提言書を作成した様子を報告しました。このワークショップで子ども同士が決めた代表メンバー4名が、本日ジュネーブへ出発。今回は出発前のメンバーの様子をお届けします!

提言書はこちら:「提言書 東北の子どもたちの声〜私たちの経験を世界の防災へ〜
英語版はこちら:「Proposal Voices of Children from Tohoku

■「東北の子どもたちの思いを伝えたい!」意気込みを、日本国内で記者発表■
 
出発までの間、提言書のタイトルを決めるために再度集まって話し合ったり、「自己紹介を英語で暗記する!」「英語の先生に自己紹介の文章を録音してもらった!」と海外の子どもたちと意見交換をするために各自で主体的に準備をしてきました。

2013年5月17日、ジュネーブへの出発前日。まずは国内の人々に思いや意見を伝えるため、記者会見に参加です。テレビや新聞といったメディア8社が囲む中、それぞれの意気込みや世界に伝えたいことを発表しました。
「日本の子どもたち、自分のまち、そして世界の未来のために、貴重な時間を捧げて作ったこの提言書への強い思いは計り知れないのですが、より多くの人にその思いを今回の素晴らしい機会の中でできる限り伝えてこれたらと思います。」(岩手県・高3・女)
「参加して伝えたいことは、子どもの意見を大切にしてほしいということです。未来を担っていく子どもたちの声に耳を傾け、これからの世界について一緒に考えてほしいということを伝えてきたいです。」(岩手県・高3・女)
「グローバルプラットフォームで参加した子どもたちに災害に備えることがどんなに大切であるか、子どもたちが防災への意識を高めることの重要性を話せたら、いや、話したいと思います。」(宮城県・高3・男)
「現段階は福島の“今の現状を知ってもらう”という初期の段階で、さらに活動をしていく必要があると思います。次のステップとして、“こちら側がさらに訴えかけ、聴き手に行動に移していただく”ということをしていかなければきっと現実は何も変わりません。今回の会議の参加により、次のステップにつながる一歩を歩めるのではないかと、気合十分で向かいます。」(福島県・高2・女)

■本日出発!世界の防災に向けて、思いや意見を伝えてきます♪■
 
「強い思いがつまった提言書なので、(ワークショップに参加した)32人の代表としてあますことなく伝えたい。」「話すだけではなく、相手の声に耳を傾け地域によって防災への意識の違いはあるのか、備えはしているのか聞きたい。」と力強く話していた代表メンバー。“東日本大震災を経験した自分たちだからこそできることがある”という強い気持ちを胸に、第4回防災グローバルプラットフォーム会合が行われるジュネーブに出発しました。
会合中の様子はセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの公式FaceBookにて随時報告していきますので、ぜひ応援よろしくお願いいたします!


(報告:遠野事務所 中村悠)


 

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