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日本/東日本大震災/子どもにやさしい地域づくり
(公開日:2012.06.01)

第3回子どもまちづくりクラブ報告会@石巻「地域の人からの意見はやっぱり大事!」(2012.06.01)

 

陸前高田市での「第3回子どもまちづくりクラブ報告会」の報告に続き、2012年5月27日(日)に石巻にて実施した地域報告会の様子をお届けします。


■地域の復興を願う子ども・大人が集合!■

会場となった石巻グランドホテルには、子どもまちづくりクラブメンバー10名、保護者・地域・行政の方々等28名の計38名が参加しました。

中学生メンバーの司会で、まずはメンバーの自己紹介からスタート!

緊張しながらも「司会進行を間違えないように頑張りたい!」「たくさんの意見を言えるといいです!」と各自の意気込みを話し、石巻市震災復興部次長の堀江賢市氏にも子どもまちづくりクラブへの期待を込めたメッセージを頂きました。



そして、5月5日に東京にて実施した「東北子どもまちづくりサミット?みんなが愛せるまち?」の様子を地域の方々に報告!

 
子どもまちづくりクラブが“夢のまちプラン”の具体化として現在取り込んでいる「子どもセンター」についてや、Hear Our Voiceで市町・県・国に意見書を提出した様子を発表し、「サミットでは地域以外の大人の方が子どもセンターの模型について興味深く聞いて下さり、面白いアイディアを頂いたことが嬉しかったです!」といったサミット参加後の感想と共に報告をしました。

発表後、参加者の方々から感想を書いてもらい、サミットで展示した「子どもセンター」の模型やサミット参加者からのコメントを鑑賞してもらいました。

 


休憩時間には、「子どもセンター」建設予定地を見学!

メンバー自ら参加者を案内し、検討してきたプロセスと共に今考えているプランを地域の方々に伝えました。




■みんなのアイディアでより良い「子どもセンター」に■

「子どもセンター」建設地見学後は、今後「子どもセンター」の運営を考えていく上でメンバーが地域の人と話し合いたい4つのテーマに分かれて、意見交換。席に着いた途端どこのテーブルも一気に盛り上がりを見せ、隣のテーブルの声も気にならないほどたくさんの意見が会場中を飛び交っていました。
「石ノ森萬画館の漫画家さんに絵の描き方を教えてもらう!」

「石巻の名産は魚。漁港で余った魚を加工して、調理するイベントを開催しよう!」

「使い方もどんどん使いながら考えていくような進化していく建物になるといい!」

と、地域の方だからこそ知っている大切なアイディアをたくさん頂きました。




地域報告会は回を重ねるごとに参加者が増え、メンバーからは「緊張したし、恥ずかしかったけど楽しかった!大人の人と意外に気があったり、お母さんたちの気持ちわかんなかったから本当よかった!」、「子どもセンターのいろんな使い方がうかんでうれしい!!」との声、また参加者からは「これからの街には若い人達の声が一番必要なものとなります。子どもセンターがその意見の集約、そして実現の場となるよう期待しています。」、「子どもセンター建設がゴールではなく、スタートです。地域・県内・全国そして世界の発信拠点になるように大人と共にガンバロー!」などの声があがっていました。

報告会で頂いた意見をもとに、今後は「子どもセンター」の建築案をさらに具体化していきます。「子どもセンターを石巻につくることは私たちのゴールではありません。私たちはさまざまな人が楽しく利用できる子どもセンターを作り、さまざまな人が参加できるようなイベントを企画・運営していきます。たくさんの方の利用により少しでも地域経済が潤い、石巻の復興に貢献していきたいです。」というメンバーの思いを実現していくためにも、地域の方々含め、たくさんの方々のご協力が必要となってきます。ぜひ、今後とも子どもまちづくりクラブを応援して下さい!

(報告:仙台事務所・菅原絵美)


 

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