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日本/東日本大震災/子どもにやさしい地域づくり
(公開日:2013.05.10)

子ども92名、大人132名が集合!「第4回東北子どもまちづくりサミット〜ぼくらがうけつぐ夢のまち〜」Vol.1(2013.05.11)

 

地域の復興に向け実施している子ども参加によるまちづくり事業“Speaking Out From Tohoku〜子どもの参加でより良いまちに!〜”。その活動の一環として、2013年5月5日こどもの日に仙台にて「第4回東北子どもまちづくりサミット〜ぼくらがうけつぐ夢のまち〜」を実施し、全国の子どもと大人計224名が参加しました!第1回第2回第3回 のサミットに引き続き、今回は岩手県山田町、陸前高田市、宮城県石巻市の子どもまちづくりクラブメンバーが、復興に向けたこれまでの活動や地域の状況を発表し、参加者のみなさんとより良いまちにするために話し合いました。



■子どもまちづくりクラブメンバーが今までの活動・地域の状況をSpeak Out!■
サミット前半・?部は、岩手県山田町、陸前高田市、宮城県石巻市の子どもまちづくりクラブメンバーによる活動報告でスタート!2011年6月の子どもまちづくりクラブ開始以来、約2年の間に、子どもまちづくりクラブメンバーが地域の復興に向け、行政や地域との連携のもと取り組んできた活動を様々な手法で発表しました。
「各まちづくりクラブが、意見はちがっても、みんなしんけんにかんがえているなーと思いました。」、「自分たちの市も、こういうふうに、自分たちから意見を発信して変えていきたい!」、「子どもたちがどういったプランで今後の街づくりを考えているか分かった。」などメンバーの思いが子どもと大人双方の参加者にしっかり届いた中身濃い報告となりました。

岩手県陸前高田市:生きるだけの町ではなく豊かに暮らせる町
仮設商店街のひろばに設置したみんなが集えるシンボル、ミニ「あかりの木」や陸前高田市の子どもの声を市長らに届けようと企画した「進め!高田っ子!まちづくりトーク☆」について、ラジオやテレビのニュース速報形式にて紹介。また、電話生中継にて戸羽市長がスペシャルゲストとして出演!これからの陸前高田について対談しました。










宮城県石巻市:大人も子どもも過ごしやすい、古いものも新しいものも一緒にRock’n Rollのまち
Googleアースを使って、子どもセンターが年内に建設される予定の立町大通り商店街の紹介からスタート!その後、子どもセンターのコンセプトや使い方を劇や紙芝居形式で紹介。普段の活動での話し合いの様子を再現しながら石巻の子どもたちの子どもセンターへの思いを伝えたり、子どもセンターの図面や写真とともに、各部屋の使い方を説明しました。










岩手県山田町:愛があふれる町〜未来・伝統〜
山田町のみなさんに復興やまちづくりについてインタビューした「まつしいの足跡〜山田町めぐり〜」と、山田町役場が進める「コンパクトシティ構想」に対する子どもたちの提案「ドリームコンパクトシティープラン」(通称DCCP)を発表。DCCPのポイントを、小型カメラを使って模型を見せながら紹介しました。メンバーが考えた山田町のキャラクター「まつしい」が登場する場面も。










3地域の活動報告の後は、「教えて!子どもまちづくりクラブ」コーナー。各地域の活動報告に対する参加者からの質問に、子どもまちづくりクラブメンバーが自分たちの言葉で答えました。


■全国の子どもと大人が一緒にSpeaking Out From Tohoku!■
サミット後半・?部は、サプライズゲストLOVEさんによるミニライブの後、北は岩手県、南は沖縄県から参加した子どもと大人による意見交換へ。参加者は二つに分かれ、東北の復興に向けたグループごとの意見交換と、子どもまちづくりクラブの活動紹介ブースでの意見交換に参加しました。
「関東・関西含め日本中の人たちが東北のことを想ってくれてるって知った!」「震災を経験した同世代の“生”の声を聴き、直接話し合いができた。」「子どもセンターに対するアイディアや質問などたくさんきけてよかった。」「やはり子どもたちも風化を恐れていることがよく分かった。」「地元でもまちづくりに子ども達の意見を反映させた取り組みができればと思いました。」など普段あまり話さない地域や世代の人と意見交換することで新たな視点や気づきを得た参加者も多かったようです。






















最後は参加者一人一人がサミットを通じて感じたことをキューブに書き込み、参加者全員、子どもも大人も一緒に、キューブを使って東北の復興に向けた思いや意見を交換しました。











今回のサミットでは、これまでも担当してきた受付・誘導・カフェといった運営だけでなく、司会も子どもまちづくりクラブメンバーが担当!こどもの日にふさわしいサミットになりました。本サミットの実施にあたって、ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。
後日、参加者の声や動画とともにサミットの詳細を報告しますので、ぜひご覧ください。お楽しみに♪

(報告:仙台事務所 真屋友希)

 

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