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日本/東日本大震災/子どもにやさしい地域づくり
(公開日:2015.01.23)

子どもまちづくりクラブVol.60〜宮城県石巻市〜(2015.01.23)

 

石巻市子どもまちづくりクラブが企画・デザインした石巻市子どもセンター“らいつ”。昨年1年間での来館者数は約31,000人!2015年1月18日、開館から1周年をお祝いする記念イベント「らいつの日001(ゼロワン)」が実施されました。石巻市子どもまちづくりクラブもイベントの企画・実施を担当♪当日の様子をご紹介します。

■目指せ!らいつの日999■
石巻市子どもセンターの愛称は”らいつ”。英語のrights(権利)とlights(光)の2つの意味をもたせ、子どもの権利の拠点として、未来の希望のひかりとして子どもセンターが存在するという、子どもたちの願いが込められています。
らいつでの一大イベントということもあり、子どもセンターで活動する石巻市子どもまちづくりクラブと子ども会議のメンバーがプロデューサーとなり、1周年記念イベントの企画を行いました。

子どもたちが名付けたイベントタイトルは、その名も「らいつの日001(ゼロワン)」!「祝日のようにみんなが覚えやすいように」「999回までずっと続くように」と、子どもたちが考えました。


■みんなで知ろう!THEらいつ☆■

午前中はらいつの1年間の歩みを知ってもらおうと、一工夫を加えた式典が行われました。1年間のメモリアル動画から始まり、石巻市子どもまちづくりクラブと子ども会議メンバーが活動紹介をしたり、一人ひとりがらいつでの1年間を振り返って漢字一文字で発表!


 


そして、子どもがおとなや社会に言いたことを叫ぶ“未成年の主張”!




「何で高校は義務教育ではないのですか?」「もっとお年寄りと関わる機会を増やしてほしい」「子どもまちづくりクラブをいろいろな地域で行い、地域を活性化させていきたい」など、教育長をはじめとする行政や保護者など地域のおとなに訴える子どもたちの声。そんな様々な子どもたちの声に対し、参加者のおとなの方々からもコメントをいただきました。終了後「ちゃんと答え?てきなのを言ってくれたのは、ちゃんと考えてくれている気がする!」「自分たちの考えを直接大人の方々や地域の人たちに聞いてもらえるいい機会だった」と子どもたち。“みんなが過ごしやすく子どもの思いを世間の人たちに伝えられる場所”という、らいつのコンセプトを体現する場になったようです。


■赤ちゃんから高校生世代まで!みんなが過ごしやすいらいつ■

午後には楽しみながら、らいつについて知ってもらおうと、乳幼児から高校生世代、さらには保護者まで来館者が楽しめるイベントを企画しました!

カフェでは、午前で発表した漢字一文字をコースターに書き、おもてなし♪




早押しクイズでは、らいつにまつわるクイズを出題!
「石巻市子どもセンター南の庭に植えてある木は何の木でしょう…?」




スポーツ大会では、学年を越えてみんなでフリースローやドッヂボールで盛り上がり!




らいつ内のどこで撮影された写真なのか探していくオリエンテーリング。子どもからおとなまで、みんなで子どもセンターの隅々まで見るきっかけになったようです。




そして最後は、みんなで作った光の箱の点灯式♪


 


1周年イベントを企画した子どもたちからは、「準備やれんしゅうをいっぱいやったかいがあった」「自分たちでやるからこそ、自分の力になる」「自分たちで1からやれば、本気で活動に取り組める!達成感がある」「いろいろな人たちの力を借りて私たちの活動は成り立っていると改めて感じることができました」との声が上がりました!





石巻市子どもまちづくりクラブは、今後も子どもの権利の拠点として、光続ける石巻市子どもセンター“らいつ”を拠点に活動していきます。2015年の活躍にもご期待ください♪



(報告:石巻市子どもセンター職員 進士知子)


 

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