日本/東日本大震災/子どもにやさしい地域づくり(公開日:2012.09.27)
第4回子どもまちづくりクラブ報告会@石巻:子どもセンター基本計画案発表(2012.09.27)
今回の開催で第4回目になる子どもまちづくりクラブ報告会。陸前高田市の第4回子どもまちづくりクラブ報告会に続いて、石巻市子どもまちづくりクラブ「THEローリング・ストーンズ〜俺等はそれをROCKと呼ぶんだぜ!〜」の報告会の様子をお届けします
■報告会スタート〜「子どもセンター」基本計画案発表!!■
2012年9月9日(日)お天気にも恵まれた中、今回の会場は子どもセンター建設予定地そばの商店街にある「コミュニティーサロン ジョイナス アイトピア」にて「第4回子どもまちづくりクラブ報告会」がスタート!
回数を重ねるごとに参加者が増えてきて、参加者26名、メンバー26名名の計52名。会場は熱気で満ち溢れていました。まずは、昨年10月からメンバーが練りに練って考えて来た「子どもセンター」の内観案・外観案を平面図と模型を使って発表しました。
参加してくださった地域の方々にどうしてここがこうなったのかと尋ねられると、自分たちのこだわりを自分の言葉で語るメンバー。参加者からは「入口の木の部分は、立町商店街が明るくなりそうだね」「うんうん。ゆったり広場ではみんなが集まってイベントができるね!」と完成後の「子どもセンター」に想像を膨らませている様子でした。
次に、発表した「子どもセンター」平面図に「いいねシール」も貼ってもらい、参加者が気に入ったばしょやその理由も聞いて見ました。
一番人気は、1F 図書コーナーのある隠れ部屋!「ワクワクする」「ここでのんびり本を読みたい」などと声があがっていました。
■子どももおとなも一緒にビンゴゲームで交流会■
休憩の後は参加者とメンバー全員で交流会!・・・と言ってもただの交流会ではありません。1人1枚手元に持ったビンゴカードには9つのマスがあり、そこには「石巻中心街の活性化に向けてしていることは?」「子どもセンターを誰に知らせたい?」「子どもセンターのすきなところは?」「石巻を一言で言うと?」などの質問が書いてあります。なるべく初めて会った人を探して、質問をし、質問の答えと聞いた人の名前を書く。そして9つのマスが埋まったらビンゴゲームのスタートという仕組みになっています。
子どもたち、行政関係者、商店街関係者、保護者等、いろんな背景の方々がいる中で、名前を読み上げ、ビンゴゲームスタート!名前を読み上げられた人にはどんなことを答えたのかを聞いていき、終始とても盛り上がっていました。
最後にメンバーが参加して下さった地域の方々に、感謝の気持ちをこめて子どもまちづくりクラブの歌「ぼくら~Future of Smiles~」を歌い、石巻市子どもまちづくりクラブ第4回報告会は無事に終了しました。
〜参加したメンバーの声〜
・子どもから大人まできてくれたので良かったです。それに地域の人たちのより信頼関係が深めたと思うのでよかったです。(小5・女子)
・最初と違って大人の人の意見を聞くのが楽しみ。(中3・女子)
・地域の人たちとたくさん交流ができて良かったです。(中1・男子)
・参加してくれた人たちが子どもセンターに関することをしんけんにきいてくれて、うなずいてくれて良かった。 (小5・女子)
〜参加者からの声〜
・早く子どもセンターで遊びたいです!これからもみんなが元気になれる活動をしてください!!(10代・子ども)
・はじめて参加させていただきました。平面図&模型をみせていただきましたが、あそこまでいくにはみなさんの自由な発想、意見をたくさん出し合い話し合った結晶だと思います。すごく興味深く楽しそうなセンターなので大人でも遊びに行きたいなぁと思いました。(30代・行政関係者)
・すばらしい建物。あとはこれを利用する人が大人も子どもも含めて、みんなが幸せになるような施設にしてほしいです。 (50代・その他)
・もっともっと多くの人に知ってもらえるといいですね。協力します。 (20代・地域関係者)
2013年秋には竣工予定の「子どもセンター」。石巻の「子どもまちづくりクラブ」メンバーが考えた夢のまちプラン(※)がどんどん夢が実現されていく中、これからもみなさまの心強い応援、よろしくお願いいたします。
※SOFT中間報告書『HOPE』 P9∼10をご覧ください。
(報告:仙台事務所・菅原絵美)