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日本/東日本大震災/子どもにやさしい地域づくり
(公開日:2012.09.15)

第4回子どもまちづくりクラブ報告会@陸前高田:ミニ「あかりの木」モニュメント完成(2012.09.15)

 

陸前高田市子どもまちづくりクラブ「絆〜Save the hope TAKATA〜」メンバーが、今年1月から制作に向けて取り組んできたモニュメント・ミニ「あかりの木」がついに完成しました! 
そこで、子どもまちづくりクラブのメンバーは、2012年9月9日に地域のみなさん、制作を支援してくださったサントリーホールディングス株式会社の方々をご招待して、これまでの活動を報告するとともに、ミニ「あかりの木」完成お披露目会を実施しました。今回はその記念すべき日の様子をお伝えします!




■陸前高田市の戸羽市長と久保田副市長もお祝いに! ■
報告会に先がけ、公務の合間をぬって陸前高田市の戸羽市長と久保田副市長も、ミニ「あかりの木」のお祝いにかけつけてくださいました!メンバーはこれまでの活動内容やメンバーの活動への想いを市長と副市長に報告します。

戸羽市長からは、「これからもずっと復興に関わってほしい。(モニュメントを)市を発信していくツールに」と、力強いメッセージをいただきました!
 

■いよいよ始まる、第4回子どもまちづくりクラブ報告会! ■
そして報告会のスタート。ミニ「あかりの木」の設置場所、高田大隅「つどいの丘」商店街をはじめとする地域のみなさんなど参加者約40名に、メンバーは、どのようにしてミニ「あかりの木」ができたのかを発表しました。



「伝わるようにゆっくりはっきり発表できた」とメンバー


これまで地域のみなさんと話し合いながら、デザイン・制作してきたミニ「あかりの木」。そのミニ「あかりの木」ができた感想もメンバーから発表♪


・最初はデザインするところからできるのか心配だった。地域のみなさんの協力があってつくったことが思い出になった。これからもかかわっていきたい(中3・女子)
・デザインをした時からでなくて、途中で(このクラブに)入ってきたけど、だんだん「あかりの木」のことがわかってきた。ペイントもできて、すごくきれいだと思う(小5・男子)
・6月から自分のまちのために何かしたいと活動してきた。その中であかりの木が、復興に対する想いがカタチになった第一号。微力だけど、無力じゃないのでこれからもがんばっていきたい(高2・男子)


■意見交換〜まちの復興のためにしていること、したいこと、できること〜■

その後は、ミニ「あかりの木」の周りで和気あいあいと意見交換をしたメンバーと参加者のみなさん。子どもまちづくりクラブのメンバーや地域のみなさんが陸前高田市の復興のために「していること」「したいこと」「できること」をテーマにアイディアを話し合いました。

意見交換会の終了時間がきても「あともうちょっと待ってください〜」との声があがる会場。子どもも大人も一緒に、とってもアツい意見交換ができた ようでした!


〜参加したメンバーの声〜
・みんな、ちょーかおがしんけんだった(小6・女子)
・おとなとたくさん話せた。自分の考えを伝えられた。これからももっともっと伝えたい!!(高2・女子)
・大変だったけど、☆達成感☆がやばかったから(報告会の準備作業が印象に残っていた)(小6・女子)


〜参加者からの声〜
・もっといろんな意見がほしい。みんなで集まって、話したり、遊んだりする場所がほしいと思う。(10代・子ども)
・夢を語る場で終わることなく、その夢をカタチとして実現できているので、とても素晴らしいと思います。(30代・支援団体関係者)
・子どもたちが企画したものが、実際に形になる感動があった。今後も、まちづくりについて考え、そして意見を言うことが大切であり、まちづくりのためになっているということ、ぜひ、今の活動を誇りに思い、自身を持ってこれからも活動してほしい(ということをメンバーに伝えたい)。(20代・行政関係者)



セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、子ども参加によるまちづくり“Speaking Out From Tohoku~子どもの参加でより良いまちに!〜”を通じて、地域の復興に向け、子どもたちが声をあげ、社会に参加できるよう、子どもたちとともに活動を続けていきます。陸前高田の「子どもまちづくりクラブ」メンバーが考えた夢のまちプラン(※)の実現に向けて、みなさま、引き続き応援よろしくお願いいたします。

※SOFT中間報告書『HOPE』 P8〜9をご覧ください。


(報告:遠野事務所・田邊悠)


 

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