日本/子どもの貧困問題解決(公開日:2026.02.25)
【開催報告】まなサポ給付決定式2025「新しいスタートを一緒にみんなでつながる給付決定式」
セーブ・ザ・チルドレンは、高校生世代のまなび*や生活を支えるため、2022年12月から宮城県石巻市で、継続型の給付金「セーブ・ザ・チルドレン子ども給付金 〜高校生活まなびサポート〜(まなサポ)」を実施しています。
■2025年度募集 23人の新規利用者を決定
2025年秋に行った新規募集では、新たに中学3年生から高校3年生までの世代23人への給付が決定しました。子どもからの申請理由には、バスケットボールを続けるためにひとり親の母が頑張って働いていることを気遣う声や、生活が苦しくアルバイトをしているが疲れや精神的なつらさで学校への出席に支障をきたしている、といった切実な声が寄せられました。
また、まなサポの使い道として、「通学費や学校の教材費に使いたい」「部活動費」「将来の夢に向けて少しでも有利になる資格を取るための費用に使いたい」といった声がありました。新しく利用を始めた23人に、それぞれの思いや背景があります。
■新規利用者や保護者が集合!「まなサポ給付決定式」を初開催
2025年12月19日(金)と20日(土)には、石巻市内で「まなサポ給付決定式」を初めて開催しました。今回新たに給付が決定した子どもたちとその保護者、きょうだいの計37人が参加し、セーブ・ザ・チルドレンのスタッフや他の利用者と交流を深めました。

給付決定式は、新規給付決定者とその保護者が、本格的にまなサポの利用を開始する前に、セーブ・ザ・チルドレンやまなサポの趣旨、担当スタッフについて知ることを目的として開催しました。担当スタッフと顔が見える関係性を作り、高校卒業まで伴走するためのキックオフとなる式です。
■まなサポへの理解を深め、参加者同士の交流につながった給付決定式
当日は、セーブ・ザ・チルドレンの国内事業部長からのあいさつに続き、スタッフ全員が中高生時代にハマっていたことなどを交えて自己紹介を行いました。
続いては、まなサポに関する説明です。まなサポの目的や活用方法、アンケートやインタビューなどの協力をお願いしたいこと、利用者の声をもとにして高校生のまなびの環境を良くするための社会啓発や政策提言につなげることなどを話しました。また、家庭の状況が変わった場合や利用中の注意事項など、今後まなサポを利用するにあたって必要な情報を共有しました。


説明の後は、ケータリングの食事を囲みながらの交流タイム! 参加者とスタッフは自由に好きなものを取り、リラックスした雰囲気の中で会話を楽しみました。


食事の後は、子どもと保護者に分かれ、それぞれのグループでワークショップを実施しました。安心して参加できるよう、グランドルールとして「参加」「守秘」「尊重」の3つを確認しました。そして、グループの参加者同士で、「うそつき自己紹介」を行いました。よばれたい名前に加え、ハマっていること/私の推し、来年やってみたいこと、苦手なもの/ことの3項目のうち、1つだけうそを混ぜて自己紹介し、どれがうそか、他の参加者が当てるゲームです。「せーの!」と指を指す声や驚きの声が会場に広がり、和やかな雰囲気の中でお互いのことを知り打ち解けることができました。


最後に、式の感想をアンケートに記入し、グループ内で共有しました。アンケートでは、子どもたちから「かたくて重い雰囲気の中でご飯を食べて解散だと思っていたら、すてきな企画もあってとても楽しかった」「ごはんがおいしくて、みんなと交流できて楽しかった」といった声が寄せられました。

また、保護者からは「お金の支援も嬉しいが、それ以上にいろんな人とつながれるのが嬉しい。子どもにはいろんな人に出逢ってほしい」「まなサポの本来の目的や活動を子どもに直接聞かせる機会がとてもありがたかったです。スタッフの皆さまから(の説明)がとても説得力あります!!」「震災から10年以上経過し、多くの団体が支援から撤退する中で、このような支援をしてもらえるのが本当にありがたい。家族で夜ご飯を外に食べに行くことなんてないので、とても嬉しかったです」という感想もありました。

初めて開催した給付決定式でしたが、まなサポの趣旨やスタッフについて知るという目的を超えて、利用者同士もつながる機会となりました。
■これからも、まなサポを通じて高校生世代の「まなび」を支える
まなサポは、2026年1月現在、61人の子どもたちが利用しています。これまでの利用者は、卒業生などを含めると91人です。セーブ・ザ・チルドレンは、これからも、利用している子どもや保護者の声に耳を傾け、高校生世代の子どもたちが、経済的不安なく安心して高校生活を過ごし、自分の希望する進路に進めるよう、活動を続けていきます。
セーブ・ザ・チルドレンでは高校生活まなびサポート以外にも、子どもの貧困問題解決に向けさまざまな取り組みを行っています。活動の最新情報は随時こちらのページで更新しています。ご関心がある方はぜひご覧ください。
*学習や就学に限らず、課外活動、スポーツ・文化・芸術活動など広くとらえるため、「学び」ではなく「まなび」としています。
(報告:国内事業部 高校生活まなびサポート担当)
本事業は、個人・法人の多くの皆さまからのご寄付により実施されています。
【日本の子どもの今を応援する募金】
貧困や災害など、困難な状況にある子どもたちのための活動を支えてください。
https://x.gd/eslEg
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■2025年度募集 23人の新規利用者を決定
2025年秋に行った新規募集では、新たに中学3年生から高校3年生までの世代23人への給付が決定しました。子どもからの申請理由には、バスケットボールを続けるためにひとり親の母が頑張って働いていることを気遣う声や、生活が苦しくアルバイトをしているが疲れや精神的なつらさで学校への出席に支障をきたしている、といった切実な声が寄せられました。
また、まなサポの使い道として、「通学費や学校の教材費に使いたい」「部活動費」「将来の夢に向けて少しでも有利になる資格を取るための費用に使いたい」といった声がありました。新しく利用を始めた23人に、それぞれの思いや背景があります。
■新規利用者や保護者が集合!「まなサポ給付決定式」を初開催
2025年12月19日(金)と20日(土)には、石巻市内で「まなサポ給付決定式」を初めて開催しました。今回新たに給付が決定した子どもたちとその保護者、きょうだいの計37人が参加し、セーブ・ザ・チルドレンのスタッフや他の利用者と交流を深めました。

給付決定式は、新規給付決定者とその保護者が、本格的にまなサポの利用を開始する前に、セーブ・ザ・チルドレンやまなサポの趣旨、担当スタッフについて知ることを目的として開催しました。担当スタッフと顔が見える関係性を作り、高校卒業まで伴走するためのキックオフとなる式です。
■まなサポへの理解を深め、参加者同士の交流につながった給付決定式
当日は、セーブ・ザ・チルドレンの国内事業部長からのあいさつに続き、スタッフ全員が中高生時代にハマっていたことなどを交えて自己紹介を行いました。
続いては、まなサポに関する説明です。まなサポの目的や活用方法、アンケートやインタビューなどの協力をお願いしたいこと、利用者の声をもとにして高校生のまなびの環境を良くするための社会啓発や政策提言につなげることなどを話しました。また、家庭の状況が変わった場合や利用中の注意事項など、今後まなサポを利用するにあたって必要な情報を共有しました。


説明の後は、ケータリングの食事を囲みながらの交流タイム! 参加者とスタッフは自由に好きなものを取り、リラックスした雰囲気の中で会話を楽しみました。


食事の後は、子どもと保護者に分かれ、それぞれのグループでワークショップを実施しました。安心して参加できるよう、グランドルールとして「参加」「守秘」「尊重」の3つを確認しました。そして、グループの参加者同士で、「うそつき自己紹介」を行いました。よばれたい名前に加え、ハマっていること/私の推し、来年やってみたいこと、苦手なもの/ことの3項目のうち、1つだけうそを混ぜて自己紹介し、どれがうそか、他の参加者が当てるゲームです。「せーの!」と指を指す声や驚きの声が会場に広がり、和やかな雰囲気の中でお互いのことを知り打ち解けることができました。


最後に、式の感想をアンケートに記入し、グループ内で共有しました。アンケートでは、子どもたちから「かたくて重い雰囲気の中でご飯を食べて解散だと思っていたら、すてきな企画もあってとても楽しかった」「ごはんがおいしくて、みんなと交流できて楽しかった」といった声が寄せられました。

また、保護者からは「お金の支援も嬉しいが、それ以上にいろんな人とつながれるのが嬉しい。子どもにはいろんな人に出逢ってほしい」「まなサポの本来の目的や活動を子どもに直接聞かせる機会がとてもありがたかったです。スタッフの皆さまから(の説明)がとても説得力あります!!」「震災から10年以上経過し、多くの団体が支援から撤退する中で、このような支援をしてもらえるのが本当にありがたい。家族で夜ご飯を外に食べに行くことなんてないので、とても嬉しかったです」という感想もありました。

初めて開催した給付決定式でしたが、まなサポの趣旨やスタッフについて知るという目的を超えて、利用者同士もつながる機会となりました。
■これからも、まなサポを通じて高校生世代の「まなび」を支える
まなサポは、2026年1月現在、61人の子どもたちが利用しています。これまでの利用者は、卒業生などを含めると91人です。セーブ・ザ・チルドレンは、これからも、利用している子どもや保護者の声に耳を傾け、高校生世代の子どもたちが、経済的不安なく安心して高校生活を過ごし、自分の希望する進路に進めるよう、活動を続けていきます。
セーブ・ザ・チルドレンでは高校生活まなびサポート以外にも、子どもの貧困問題解決に向けさまざまな取り組みを行っています。活動の最新情報は随時こちらのページで更新しています。ご関心がある方はぜひご覧ください。
*学習や就学に限らず、課外活動、スポーツ・文化・芸術活動など広くとらえるため、「学び」ではなく「まなび」としています。
(報告:国内事業部 高校生活まなびサポート担当)
本事業は、個人・法人の多くの皆さまからのご寄付により実施されています。
【日本の子どもの今を応援する募金】
貧困や災害など、困難な状況にある子どもたちのための活動を支えてください。
https://x.gd/eslEg



