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日本/子どもの貧困問題解決
(公開日:2024.10.22)

子ども体験プログラム2024 vol.4:いろんな仕事をのぞいちゃおう!職業フェア

 

セーブ・ザ・チルドレンでは、つながりのある小学生から高校生世代の子どもたちに向けて「子ども体験プログラム2024」を実施しています。
それぞれのプログラムの様子や参加した子どもたちの声をお届けします。

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19日は、横浜市にあるIKEA港北店でイケア・ジャパン株式会社、株式会社FPパートナー、ソニーグループ株式会社、株式会社リコー協力のもと、『いろんな仕事をのぞいちゃおう!職業フェア』を実施。対面とオンラインの同時開催だったため、オンラインを含め高校生世代の子どもたち26人が参加しました。

当日の朝、集合駅に集まってきた子どもたち。
IKEA港北無料シャトルバスに乗ってIKEA港北店に移動します。到着した子どもたちからは「広い…!」「迷子になりそう」という感嘆の声が上がっていました。


会場では企業の皆さんが迎えてくれ、温かい雰囲気。少し緊張していた様子の子どもたちにも笑顔が見えます。オンラインで参加している子どもたちと会場をつなぎ、オリエンテーションが終わったらプログラムスタートです!

まずは企業の皆さんから、それぞれどんな仕事をしているかのプレゼンテーションがありました。今回協力してくれたのは、小売、金融、メーカーなどさまざまな業界で働く皆さんです。

実際に働く人からのプレゼンテーションはそれぞれのカラーが出ていてとてもわかりやすく、子どもたちは熱心に話を聞いていました。

質問タイムでは会場・オンライン双方から「学生時代にやっておいて良かったことは何ですか?」「どうやって時間を管理していますか?」などの質問が出ており、登壇者は悩みながらも一つひとつに丁寧に答えていました。

オンラインの参加者とは午前中でお別れし、昼食の時間となりました。


今回昼食は
IKEA港北店の社員食堂でスペシャルメニューをいただきました。普段は入れないおしゃれな社員食堂に子どもたちも関心が高い様子で、メニューや食堂全体をじっくり見たり、企業の皆さんやスタッフとの会話を楽しみながら食事をとりました。


午後は
2グループに分かれ、ローテーションでプチ職業体験を行います。

1つめは、「店舗・バックヤードツアー」。
実際の店舗でイケアスタッフに案内をしてもらいながら、展示の中に隠れているサステナビリティを探したり、バックヤードで廃棄物を減らす取り組みやごみをリサイクルする仕組みなどを教わります。子どもたちはイケアのサステナブルな取り組みや環境に配慮した取り組みに感心した様子。また、普段は入れないバックヤードでは少し緊張した面持ちで歩きながらも、クイズでリサイクルの仕組みを楽しく学んだり、たくさんの陳列された在庫に驚いたりしていました。


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つ目は、「家具の組み立てチャレンジ」。
イケアスタッフやセーブ・ザ・チルドレンスタッフと協力して1人1つオフィス用の椅子を組み立てていきます。
イケアスタッフから家具の仕組みや注意点の説明を受けた後、早速組み立てスタートです!

「これであってますか?」とスタッフにアドバイスをもらいながら組み立てていました。中には家具を組み立てるのが初めてという子も。組み立てる中で「リクライニングできるかも」「ひじ掛けが伸びる!」という工夫に気づいた子もいました。最後は自分で作った椅子の座り心地を確かめていました。

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つの体験を終えて子どもたちは少し疲れた様子を見せつつも充実した表情でした。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、シャトルバスに乗って帰路へ。
実際に働く大人と交流することで、子どもたちにとって「働く」ということがより身近に感じられた1日になったようでした。

参加した子どもたちからは、次のような感想が聞かれました(※)。

「いろいろな企業の話が聞けた。社会人でもプライベートの時間を楽しむことができるんだと知り働くイメージがポジティブに変わった。」(高3)

「普段は知ることのできない企業について詳しく知れてとても勉強になった。イケアを探検したことですごさ・工夫をより知れたし、椅子の組み立ても自分でやってみたら大変だけど充実感があって楽しかった。」(高2)

「学年を超えて交流ができた。また、社会人の方の働き方、仕事の内容が知れた。」(高1)

(※)子どもたちの感想は、抜粋して記載しています。




報告:国内事業部 椎名


 

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