日本/子どもの貧困問題解決(公開日:2025.09.17)
【活動報告】2025年「子どもの食 応援ボックス」夏休み分を受け取った方々からの声を紹介します
セーブ・ザ・チルドレンは、経済的に困難な状況にある家庭を対象に、子どもたちの食の状況改善を目的として「子どもの食 応援ボックス」を提供しています。


2025年「子どもの食 応援ボックス」には、7,857件の申し込みがあり、夏休み分を5,005世帯へ提供しました。応援ボックスを受け取った方々から多くの感想が寄せられたので、その一部をご紹介します。
※紹介した声や写真は了承を得て掲載しています。また、原文から一部を抜粋し、文意が変わらない範囲で編集しています。加えて、個人が特定されないように写真は編集を加えています。かっこ()内は保護者の都道府県・年代・性別、子どもの年代です。
【子ども】たくさんの食品が嬉しく、普段は食べられないお菓子が入っていたことが凄く嬉しかったです。(高校生)
【保護者】夏休みになるので食費をどうすれば良いか心配でたまらなかったので、応援ボックスが届いた時は、「どうにか助かった」という思いでした。子どももたくさんの食品を見て「すごーい!」と嬉しそうな笑顔になり、応援ボックスのおかげでその笑顔を見ることができたことに感謝します。(福岡県・40代・女性)
【子ども】納豆ご飯たくさん食べました。お米ありがとう。お菓子は分けっこしたよ。他にもたくさんありがとう。(小学4〜6年生)
【保護者】入っていたお米を見て「おかわりできる?」と言われました。できるよと伝えると満面の笑みで「納豆ご飯食べたいな。お母さんもおかわりできるね!」と…涙が出ました。ジュースやお菓子も久しぶりでした。大切に食べます。ありがとうございます。(兵庫県・30代・女性)
【子ども】お腹いっぱい!美味しいかった!沢山美味しいものを、ありがとうございました。(中学生)
【保護者】この度は本当に沢山の直ぐに食べれる食品をいただきまして有難うございました。早速、荷物が届き、直ぐに子供達に沢山美味しいものを食べさせていただきました。子供達が、お腹いっぱいと笑顔で言っていたのが本当に嬉しかったです。本当に、ありがとうございました。(東京都・50代以上・男性)
【子ども】勉強を頑張っているので、文房具をもらってうれしかったです。いっぱい勉強するからえんぴつはすぐ短くなります。きれいな消しゴムも嬉しかったです。また勉強頑張ってやります。ありがとうございました。(小学4〜6年生)
【保護者】夏休みが始まるのが不安でしたが、応援の気持ちを頂いてとても有り難かったです。
特に夏休みは育ち盛りの子どもが家にいると食料品の減りが早く、節約料理などの色々な工夫をしても物価高の影響もあり、経済面でとても苦しいのですが、お米やすぐ食べられる食品やおやつ類もいただき、子どもと一緒に何とか頑張れそうです。このたびは本当にありがとうございました。(東京都、40代、女性)
【保護者】いつもたくさんの食料支援ありがとうございます。大変助かっております。まず開けた時子供と2人で 米デカっ と声がかぶりました。久々に大きな米袋だったので2人で感動でした。お米が高過ぎてしばらく買えてなかったので本当に嬉しかったです。嬉し過ぎて初日だけ2人で3合食べてしまいました。次の日はずっと食べたかったオムライス。また次の日はカレーライスでいただきました。麺類はお昼ご飯に大切に頂いていきたいと思います。(京都府・40代・女性)
【子ども】学校へ行くと、クラスの人がいつもお弁当とおやつを持ってきていて、自分はおやつは持ってけずもらうことばかりでした。今回の応援ボックスにはお菓子も入っていて、そのお菓子を学校へ持って行き、友達と分け合って食べたことがとても嬉しく、楽しい時間を過ごせました。(高校生)
【保護者】子供は高校生なので、毎日お弁当が必要でお米もそれなりの量を消費します。なので、このお米は大切に使わせていただきます。パスタも、お弁当に使わせていただこうと思います。(大分県・40代・女性)

寄せられた感想からは、物価高や米の価格高騰が続く中、「お米が入っていて久しぶりにご飯を食べることができました」や、「久しぶりに子どもがはしゃぐ姿をみました」「夏休み1か月を無事過ごせると安心感に心が満たされた」という保護者の声や、「自分たちのことを考えてくれる人がいるって、ちょっと安心するね」という子どもの声もあり、「子どもの食 応援ボックス」が、食料品を届けることのみならず、心理的負担の軽減や前向きな気持ちを抱くきっかけにつながっている様子が伺えました。
一方、多くの世帯が、給食がない夏休みを不安に感じていること、物価高の影響で主食である米も十分に買うお金がないこと、食事をおなかいっぱい食べることのできていない状況や、文房具など学びに関わる用品を切り詰めて生活していることなど、子どもの生活状況がさらに厳しいものとなっていることが改めて伝わってきました。食事すら十分にとれない状況にある子どもがいることを、社会全体がさらに理解を深めていく必要があると感じています。
2025年「子どもの食 応援ボックス」の申請時に行ったアンケートでは申し込み世帯の約9割が、物価上昇による食費の値上がりにより十分な食料を買えないと回答しており、米や肉・魚の摂取頻度・量が減少していることが明らかとなりました。それによって、子どもの健康にも影響が出ている様子がうかがわれ、また、経済的な理由により米の購入をあきらめざるを得ない状況なども分かっています。こうした、困難を強いられている子育て世帯への食料支援や現金給付などの対策が急務です。
セーブ・ザ・チルドレンは、今回の感想や申請時に行ったアンケートを通じて把握できたことをもとに、引き続きすべての子どもたちの食を取り巻く環境や生活をより良くする施策の実現を目指していきます。
■【「子どもの食 応援ボックス」の活動について】
セーブ・ザ・チルドレンが実施する日本国内における子どもの貧困問題解決事業の一環として、学校の長期休暇中に、子どもたちが経済的な不安なく安心して食事ができるようサポートすることを目的として実施しています。今回は、12回目の実施です。この活動は、企業や個人を含め多くの皆さまからの資金、物品、人材などのご提供によって成り立っています。
セーブ・ザ・チルドレンは、「子どもの食 応援ボックス」以外にも、子どもの貧困問題解決に向けさまざまな取り組みを行っています。
活動の最新情報は、随時こちらのページでお伝えしています。ぜひご覧ください。


2025年「子どもの食 応援ボックス」には、7,857件の申し込みがあり、夏休み分を5,005世帯へ提供しました。応援ボックスを受け取った方々から多くの感想が寄せられたので、その一部をご紹介します。
※紹介した声や写真は了承を得て掲載しています。また、原文から一部を抜粋し、文意が変わらない範囲で編集しています。加えて、個人が特定されないように写真は編集を加えています。かっこ()内は保護者の都道府県・年代・性別、子どもの年代です。
【子ども】たくさんの食品が嬉しく、普段は食べられないお菓子が入っていたことが凄く嬉しかったです。(高校生)
【保護者】夏休みになるので食費をどうすれば良いか心配でたまらなかったので、応援ボックスが届いた時は、「どうにか助かった」という思いでした。子どももたくさんの食品を見て「すごーい!」と嬉しそうな笑顔になり、応援ボックスのおかげでその笑顔を見ることができたことに感謝します。(福岡県・40代・女性)
【子ども】納豆ご飯たくさん食べました。お米ありがとう。お菓子は分けっこしたよ。他にもたくさんありがとう。(小学4〜6年生)
【保護者】入っていたお米を見て「おかわりできる?」と言われました。できるよと伝えると満面の笑みで「納豆ご飯食べたいな。お母さんもおかわりできるね!」と…涙が出ました。ジュースやお菓子も久しぶりでした。大切に食べます。ありがとうございます。(兵庫県・30代・女性)
【子ども】お腹いっぱい!美味しいかった!沢山美味しいものを、ありがとうございました。(中学生)
【保護者】この度は本当に沢山の直ぐに食べれる食品をいただきまして有難うございました。早速、荷物が届き、直ぐに子供達に沢山美味しいものを食べさせていただきました。子供達が、お腹いっぱいと笑顔で言っていたのが本当に嬉しかったです。本当に、ありがとうございました。(東京都・50代以上・男性)
【子ども】勉強を頑張っているので、文房具をもらってうれしかったです。いっぱい勉強するからえんぴつはすぐ短くなります。きれいな消しゴムも嬉しかったです。また勉強頑張ってやります。ありがとうございました。(小学4〜6年生)
【保護者】夏休みが始まるのが不安でしたが、応援の気持ちを頂いてとても有り難かったです。
特に夏休みは育ち盛りの子どもが家にいると食料品の減りが早く、節約料理などの色々な工夫をしても物価高の影響もあり、経済面でとても苦しいのですが、お米やすぐ食べられる食品やおやつ類もいただき、子どもと一緒に何とか頑張れそうです。このたびは本当にありがとうございました。(東京都、40代、女性)
【保護者】いつもたくさんの食料支援ありがとうございます。大変助かっております。まず開けた時子供と2人で 米デカっ と声がかぶりました。久々に大きな米袋だったので2人で感動でした。お米が高過ぎてしばらく買えてなかったので本当に嬉しかったです。嬉し過ぎて初日だけ2人で3合食べてしまいました。次の日はずっと食べたかったオムライス。また次の日はカレーライスでいただきました。麺類はお昼ご飯に大切に頂いていきたいと思います。(京都府・40代・女性)
【子ども】学校へ行くと、クラスの人がいつもお弁当とおやつを持ってきていて、自分はおやつは持ってけずもらうことばかりでした。今回の応援ボックスにはお菓子も入っていて、そのお菓子を学校へ持って行き、友達と分け合って食べたことがとても嬉しく、楽しい時間を過ごせました。(高校生)
【保護者】子供は高校生なので、毎日お弁当が必要でお米もそれなりの量を消費します。なので、このお米は大切に使わせていただきます。パスタも、お弁当に使わせていただこうと思います。(大分県・40代・女性)

寄せられた感想からは、物価高や米の価格高騰が続く中、「お米が入っていて久しぶりにご飯を食べることができました」や、「久しぶりに子どもがはしゃぐ姿をみました」「夏休み1か月を無事過ごせると安心感に心が満たされた」という保護者の声や、「自分たちのことを考えてくれる人がいるって、ちょっと安心するね」という子どもの声もあり、「子どもの食 応援ボックス」が、食料品を届けることのみならず、心理的負担の軽減や前向きな気持ちを抱くきっかけにつながっている様子が伺えました。
一方、多くの世帯が、給食がない夏休みを不安に感じていること、物価高の影響で主食である米も十分に買うお金がないこと、食事をおなかいっぱい食べることのできていない状況や、文房具など学びに関わる用品を切り詰めて生活していることなど、子どもの生活状況がさらに厳しいものとなっていることが改めて伝わってきました。食事すら十分にとれない状況にある子どもがいることを、社会全体がさらに理解を深めていく必要があると感じています。
2025年「子どもの食 応援ボックス」の申請時に行ったアンケートでは申し込み世帯の約9割が、物価上昇による食費の値上がりにより十分な食料を買えないと回答しており、米や肉・魚の摂取頻度・量が減少していることが明らかとなりました。それによって、子どもの健康にも影響が出ている様子がうかがわれ、また、経済的な理由により米の購入をあきらめざるを得ない状況なども分かっています。こうした、困難を強いられている子育て世帯への食料支援や現金給付などの対策が急務です。
セーブ・ザ・チルドレンは、今回の感想や申請時に行ったアンケートを通じて把握できたことをもとに、引き続きすべての子どもたちの食を取り巻く環境や生活をより良くする施策の実現を目指していきます。
■【「子どもの食 応援ボックス」の活動について】
セーブ・ザ・チルドレンが実施する日本国内における子どもの貧困問題解決事業の一環として、学校の長期休暇中に、子どもたちが経済的な不安なく安心して食事ができるようサポートすることを目的として実施しています。今回は、12回目の実施です。この活動は、企業や個人を含め多くの皆さまからの資金、物品、人材などのご提供によって成り立っています。
セーブ・ザ・チルドレンは、「子どもの食 応援ボックス」以外にも、子どもの貧困問題解決に向けさまざまな取り組みを行っています。
活動の最新情報は、随時こちらのページでお伝えしています。ぜひご覧ください。



