日本/子どもの貧困問題解決(公開日:2024.01.04)
【実施報告】「出産、育児をがんばろうという気持ちになれた」〜新生児の育児用品を詰めた「ハロー!ベビーボックス」750箱をお届けしました〜
セーブ・ザ・チルドレンは、2022年より、誕生時から「健康に、安心、安全な環境で育つ」といった子どもの権利を保障するため、また、経済的に困難な世帯の育児費用の負担軽減を目的として、新生児に必要な育児用品を詰め合わせた「ハロー!ベビーボックス」の提供を行っています。
2023年の秋には、全国216世帯と、連携する自治体、乳児院などに合計750箱を提供しました。自治体からの応募は、前回2023年の春から約2倍に増えました。
さまざまな企業が「ハロー!ベビーボックス」の趣旨に賛同し、育児用品を提供してくださいました。ボックスには、オムツやおしりふき、肌着、おもちゃ、ベビーソープ、体温計などが入っています。(「ハロー!ベビーボックス」の概要はこちらから。)
今回、このボックスを受け取った方から多くの感想が寄せられたので、その一部をご紹介します。
※紹介する声や写真は了承を得て掲載しています。また、原文から一部を抜粋し、文意が変わらない範囲で編集しています。
その他にも、
「オムツのサイズも服のサイズもピッタリで、とても助かりました!」
「想像していたよりもたくさんの品物が入っていてとても助かりました。ありがとうございました。」
「I reallywant to thank save the children for the amazing products.(すばらしいグッズが入っていて、セーブ・ザ・チルドレンに本当に感謝しています。)」
「おむつをはじめとして様々なものが値上がりしており、家計が厳しい中で大変助かりました。」
「新品の服を与えてあげられることがこんなに嬉しいことだとは思いませんでした。本当にありがとうございます。」
など、数多くの感想が寄せられました。
本ボックス実施に際しては、応募時と利用後にアンケート調査も行いました。2023年より始まった出産・子育て応援交付金や伴走型支援といった国の新制度や妊産婦を取り巻く経済状況について、また、困難な状況にある世帯が妊娠・出産・子育てにあたって希望するサポートについて、調査報告書をまとめています(2月中旬公表予定)。
次回の「ハロー!ベビーボックス」は2024年春に応募開始予定です(詳細は決定次第、ウェブサイトにてお知らせします)。
セーブ・ザ・チルドレンでは、「ハロー!ベビーボックス」以外にも、子どもの貧困問題解決に向けた、さまざまな取り組みを行っています。活動の最新情報は随時こちらのページで更新しています。ぜひご覧ください。
(報告:国内事業部 北見)