日本/国内災害(公開日:2017.06.07)
【熊本地震復興支援】「給付型緊急子どもサポート〜夏休み応援キャンペーン2017〜」申請受付中
セーブ・ザ・チルドレンは、昨年の熊本地震発生以降、被害の多かった益城町を中心に活動を続け、これまでに約18,400人以上に支援を届けています。
熊本地震復興支援の一環として、昨年に引き続き、今年は対象を拡げ、震災の影響で夏休みの子どもたちの学習や文化・スポーツ活動、資格取得等に支障をきたすことがないよう、被災状況や経済的困窮といった一定の条件を満たす益城町・御船町在住の中学3年生および来春卒業予定の高校生を対象に、5万円の給付金を支給する「給付型緊急子どもサポート〜夏休み応援キャンペーン2017〜」を実施いたします。詳細は下記をご確認ください。
【対象】
本キャンペーン申請時に益城町・御船町内に在住し(住民票住所が左記いずれかの町内)、次のいずれかの要件にあてはまる中学3年生および2018年3月に卒業予定の高校生(※1)
1、震災により居住している住宅が一部損壊以上(全壊・大規模半壊・半壊・一部損壊)と認定された世帯
2、生活保護を受けている世帯
3、生活保護が過去1年以内に停止または廃止された世帯
4、保護者(ふたり親家庭の場合父母双方)の平成29年度町民税が非課税の世帯
5、児童扶養手当の支給を受けている世帯
※1 中学・高校は国公立だけでなく私立も、またフリースクールも含みます。
【給付内容】
上記対象のお子さん一人につき、5万円を給付
【申請期間】
2017年6月5日(月)〜7月16日(日)消印有効
熊本地震で倒壊した家屋は、18万棟以上。震災から1年以上がたち、少しずつ復旧の兆しがみえる被災地ではありますが、被災した家の修理や家財の買い替えなどで出費も大きく、子どもの費用の捻出に苦労している家庭もまだ多くあります。県や町からの義援金もありますが、金額や対象も限られているため、生活再建のために十分とはいえません(益城町HP)。災害は家計にダメージをもたらし、子どもの生活にも多くの影響を与えます。子どもたちの成長や学びの機会がうばわれることのないよう、より多くの方へ本キャンペーンを活用いただきたいと思っています。ぜひ周知へのご協力をお願いいたします。
※夏休み応援キャンペーン問い合わせ先
公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
国内事業部夏休み応援キャンペーン2017事務局
TEL:03-6859-6869(平日8時半〜19時) / FAX:03-6859-0069
E-mail:soap@savechildren.or.jp
(報告:東京事務所 林希恵)