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日本/国内災害
(公開日:2021.07.30)

【活動報告】新型コロナウイルス感染症対応「夏休み 子どもの食 応援ボックス」発送準備作業を行いました

 

セーブ・ザ・チルドレンは、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で経済的に困難な状況にある家庭を対象に、国内の子どもたちの食の状況改善を目的として「子どもの食 応援ボックス」の提供を実施しています(*)。


■約3,000世帯へ「応援ボックス」を発送
7月21日に、セーブ・ザ・チルドレンが提携する倉庫にて、応援ボックスの発送準備作業を行いました。

今回、発送したのはお米や麺類などの主食のほか、レトルト食品やお菓子、生活用品などです。食べ盛りの子どもがいる家庭が、学校給食がなくなる夏休みに、少しでも安心して過ごせるようにとの願いを込めて、協力企業から届いている約3,000世帯分の食料品などの仕分け、箱詰めなどの作業を行いました。

724日以降、各家庭に応援ボックスが到着し、受け取った方々からの声も届き始めています

 



全国から寄せられた窮状の声「負のループにハマってしまいどうすればいいのか分からない」

今回の「夏休み 子どもの食 応援ボックス」募集時には、わずか1週間の申込期間に、全国より3,000件を超える方々から申し込みがありました。申し込みいただいた方々からは、大変深刻な状況に直面していることを訴える声が数多く寄せられています。

「ひとり親で何度か給付金を頂いてますが、支払い等が遅れているためそれで補っても結局手当がない月はまた遅れて負のループにハマってしまいどうすればいいのか分からない状況です。
夏休みも子どもが食べ盛りなので倍に食費がかかると思うと頭が痛くなります。」



「正社員の求人に応募したが、子どもの体調不良時に面倒みてもらえる人がいないのであればと断られ、今は派遣社員として働いていますが、コロナの影響で2度派遣切りにあい、とても不安定です。」



精神的に限界です。1人親の方も厳しいですが2人親でも同じ様な思いをしている方は沢山いると思います。」

 

子どもにお腹いっぱい食べさせてあげたいけど、療養で収入が減るためそれができません。欲しいものも我慢してくれていつも「いいよ」「大丈夫」と言ってくれる子どもに申し訳なくて。」


※紹介した声は了承を得て掲載しています。また、原文から一部を抜粋し、文意が変わらない範囲で編集しています。 

こうした状況に対処し、経済的に困難な状況に置かれた子どもたちの育ちの保障を「食」の面から支援するため、セーブ・ザ・チルドレンは今後も、夏休み・冬休みといった長期休暇の時期にあわせて「子どもの食 応援ボックス」の提供を継続していきます



(*)セーブ・ザ・チルドレンは、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が深刻となった昨年から、本支援を行っています。昨年は、緊急事態宣言下などでとりわけ厳しい状況が続くひとり親世帯のべ2,501世帯に、食料品などを提供しました。




 

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