日本/国内災害(公開日:2019.11.20)
熊本地震被災後の子育て世帯の現状を知りたい−益城町立木山中学校(熊本県)で教員を対象に「熊本地震被災地における子育て世帯への調査結果」報告会を実施
2019年4月5日、セーブ・ザ・チルドレンは熊本地震緊急・復興支援の一環として、熊本県益城町立木山中学校の教職員を対象に、「熊本地震被災地における子育て世帯への調査結果」報告会を開催しました。
セーブ・ザ・チルドレンは、熊本地震発生翌日の4月15日以降、益城町・御船町を中心に子どもたちや保護者のニーズにもとづいた緊急・復興支援を続けています。2017年からは、益城町・御船町において給付金を提供し、2018年に被災した、もしくは経済的に困難な状況にある家庭の新中学1年生・高校1年生を対象に実施した給付金事業「給付型緊急子どもサポート〜新入学応援キャンペーン〜」の受給世帯を対象に調査を行いました。
その調査結果に対して、益城町立木山中学校より、新年度で異動など教職員の入れ替えがあるため、教職員が改めて被災後の子育て世帯の状況を知るために校内研修会で発表してはどうかという提案がありました。
授業のない春休み期間中、子どもと保護者に近い存在である学校の教職員に向けて、本調査から明らかとなった、子どもや子育て世帯の家計の状況や学校生活にかかる費用の負担、就学援助制度の課題などについての報告会を実施しました。
参加された教職員からは、以下のような感想が寄せられ、子どもや子育て世帯の現状から、学校現場での取り組みを改めて考える機会となりました。
感想(抜粋)*
・経済面での保護者の思いや現状を詳しく知ることができ、参考になりました。学校からの保護者への様々なアプローチが必要だと思う。
・家庭への情報提供の大切さを改めて感じました。教員として情報をしっかりと持っておき、各家庭へしっかりと伝えられるようにしておきたい。
・今回の発表報告をもとに、生徒、生徒のご家庭の暮らしを想像しながら、知りながら接する姿勢を持ちたい。
今後も、調査結果をもとに、熊本地震で影響を受けた子どもたちの生活状況が改善するよう、行政や学校、地域関係団体などへ支援施策の充実に向けた提言などの働きかけを行っていきます。
* 参加者の感想は、一部読みやすいように文意が変わらないかたちで修正・補足しています。
(報告:国内事業部 林)
セーブ・ザ・チルドレンは、熊本地震発生翌日の4月15日以降、益城町・御船町を中心に子どもたちや保護者のニーズにもとづいた緊急・復興支援を続けています。2017年からは、益城町・御船町において給付金を提供し、2018年に被災した、もしくは経済的に困難な状況にある家庭の新中学1年生・高校1年生を対象に実施した給付金事業「給付型緊急子どもサポート〜新入学応援キャンペーン〜」の受給世帯を対象に調査を行いました。
その調査結果に対して、益城町立木山中学校より、新年度で異動など教職員の入れ替えがあるため、教職員が改めて被災後の子育て世帯の状況を知るために校内研修会で発表してはどうかという提案がありました。
授業のない春休み期間中、子どもと保護者に近い存在である学校の教職員に向けて、本調査から明らかとなった、子どもや子育て世帯の家計の状況や学校生活にかかる費用の負担、就学援助制度の課題などについての報告会を実施しました。
参加された教職員からは、以下のような感想が寄せられ、子どもや子育て世帯の現状から、学校現場での取り組みを改めて考える機会となりました。
感想(抜粋)*
・経済面での保護者の思いや現状を詳しく知ることができ、参考になりました。学校からの保護者への様々なアプローチが必要だと思う。
・家庭への情報提供の大切さを改めて感じました。教員として情報をしっかりと持っておき、各家庭へしっかりと伝えられるようにしておきたい。
・今回の発表報告をもとに、生徒、生徒のご家庭の暮らしを想像しながら、知りながら接する姿勢を持ちたい。
今後も、調査結果をもとに、熊本地震で影響を受けた子どもたちの生活状況が改善するよう、行政や学校、地域関係団体などへ支援施策の充実に向けた提言などの働きかけを行っていきます。
* 参加者の感想は、一部読みやすいように文意が変わらないかたちで修正・補足しています。
(報告:国内事業部 林)