日本/国内災害(公開日:2019.08.30)
九州北部 大雨【第二報】佐賀県での緊急支援初動調査を開始
8月28日に記録的な大雨が降った九州北部。佐賀県では、1時間に100ミリ以上の猛烈な雨が降りました。セーブ・ザ・チルドレンの緊急支援チームは、この大雨による被災状況を受け、29日に、佐賀県での初動調査を開始しました。
緊急支援チームが佐賀空港に到着した29日夕方の時点では、雨はそれほど降ってはいませんでしたが、空は厚い灰色の雲に覆われ、いつ大雨が降ってもおかしくない天気でした。
空港到着後すぐに佐賀県庁の災害対策本部や、子ども支援に関連する福祉部局、教育関係部局、支援団体同士のネットワーク会議で情報収集を行いました。佐賀県では、2018年11月に「子どものための心理的応急処置(子どものためのPFA)」の研修を実施しており、その時に連携したNPO法人佐賀県放課後児童クラブ連絡会とも面会。支援のため佐賀県に入っていた西日本豪雨緊急・復興支援事業で連携した岡山県学童保育連絡協議会とともに、放課後児童クラブの被災状況や、必要とされる支援について聞き取りを行いました。8月30日以降は、特に被災の大きかった地域を中心に現地調査を実施する予定です。