日本/国内災害(公開日:2020.01.23)
台風19号緊急支援 宮城県丸森町「こどもひろば託児スペース」最終日「クリスマス会」
セーブ・ザ・チルドレンは、台風19号で甚大な被害を受けた宮城県丸森町において、地域の人たちや仙台市の団体などが主催する「こどもひろば」の運営サポートを行ってきました。
台風19号の豪雨による河川の決壊などが起った丸森町では、多くの土地や家屋が浸水被害を受けましたが、子どもたちの遊び場や居場所も影響を受けました。そうした中で、丸森町の地域住民が、自宅の片付けや復旧に追われる保護者・養育者のために、子どもが安心して遊んだり自由に過ごしたりする場が必要だと考え、かつて保育所だった施設を子どもの保育や居場所のために提供しました。
セーブ・ザ・チルドレンは、地域の子ども支援の団体などが託児を含めた子どもの居場所づくりを実施するにあたり、今までに被災地域で培ってきた子どもの居場所づくりの経験を生かして、開設や運営を支援しました。昨年(2019年)11月2日から「丸森こどもひろば」が始まり、土日には未就学児の子どもたちのための託児スペースも開かれました。
12月22日は、託児サービスの最終日としてクリスマス会が開催されました。クリスマスツリーづくりでは、リースやキラキラのシールをたくさん貼って自分だけのオリジナルツリーをつくり、うれしそうにみんなで見せ合っていました。宝探しゲームでは、部屋中に隠された折り紙のサンタなどを真剣に探す子どもたち。最後まで見つからない友だちの応援をみんなでし、全員が自分の力で見つけることができました。
サプライズ企画では、サンタクロース、トナカイに扮した保育者が大きな袋に紙芝居・巨大な絵本を入れて登場。重そうに袋を運んでいるトナカイを見て助けに行く子どもたちの姿があったり、突然の登場にびっくりする子どももいましたが、プレゼントをもらうと、にこにこ笑顔に。お別れの時間には、サンタとすっかり仲良しになっていました。
この日は、お昼に炊き出しのカレーうどんを食べました。「からいけどおいしい」と、たくさんお代わりする子どもたち。
今日で託児スペースが最後だということを子どもたちに伝え、これまでにどんなことがあったか聞くと「家に水がいっぱい来た」「今は1階もつかえるようになった」という子どももいました。
災害発生直後は、子どもたちやその保護者への支援が見過ごされがちです。セーブ・ザ・チルドレンは、地域の人たちとともに、被災地域における子どもたちのための活動を続けていきます。
台風19号の豪雨による河川の決壊などが起った丸森町では、多くの土地や家屋が浸水被害を受けましたが、子どもたちの遊び場や居場所も影響を受けました。そうした中で、丸森町の地域住民が、自宅の片付けや復旧に追われる保護者・養育者のために、子どもが安心して遊んだり自由に過ごしたりする場が必要だと考え、かつて保育所だった施設を子どもの保育や居場所のために提供しました。
セーブ・ザ・チルドレンは、地域の子ども支援の団体などが託児を含めた子どもの居場所づくりを実施するにあたり、今までに被災地域で培ってきた子どもの居場所づくりの経験を生かして、開設や運営を支援しました。昨年(2019年)11月2日から「丸森こどもひろば」が始まり、土日には未就学児の子どもたちのための託児スペースも開かれました。
12月22日は、託児サービスの最終日としてクリスマス会が開催されました。クリスマスツリーづくりでは、リースやキラキラのシールをたくさん貼って自分だけのオリジナルツリーをつくり、うれしそうにみんなで見せ合っていました。宝探しゲームでは、部屋中に隠された折り紙のサンタなどを真剣に探す子どもたち。最後まで見つからない友だちの応援をみんなでし、全員が自分の力で見つけることができました。
サプライズ企画では、サンタクロース、トナカイに扮した保育者が大きな袋に紙芝居・巨大な絵本を入れて登場。重そうに袋を運んでいるトナカイを見て助けに行く子どもたちの姿があったり、突然の登場にびっくりする子どももいましたが、プレゼントをもらうと、にこにこ笑顔に。お別れの時間には、サンタとすっかり仲良しになっていました。
この日は、お昼に炊き出しのカレーうどんを食べました。「からいけどおいしい」と、たくさんお代わりする子どもたち。
今日で託児スペースが最後だということを子どもたちに伝え、これまでにどんなことがあったか聞くと「家に水がいっぱい来た」「今は1階もつかえるようになった」という子どももいました。
災害発生直後は、子どもたちやその保護者への支援が見過ごされがちです。セーブ・ザ・チルドレンは、地域の人たちとともに、被災地域における子どもたちのための活動を続けていきます。