日本/国内災害(公開日:2019.11.11)
台風19号緊急支援 いわき市にて日帰り遠足をサポート
セーブ・ザ・チルドレンは、11月4日、台風19号で甚大な被害を受けた福島県いわき市で、地元の市民グループが主催する、小学生を対象とした日帰り遠足の開催に協力しました。
遠足は、浸水被害の影響によって遊びなどが制約されている子どもたちや、自宅の片付けや復旧に追われる保護者のために、子どもが安心して遊べる場の必要性を感じたいわき市の市民グループ「はまどおり大学」が企画し、セーブ・ザ・チルドレンも、1日のスケジュールや遊びのプログラムづくり、子どもの見守りなどで協力しました。
当日は、65人の小中学生が参加し、午前中はいわき市内の公園で外遊び、午後は室内でオリジナルトートバッグづくりをしました。
集合時間の午前8時半を過ぎると、子どもたちが次々と集まってきました。中には、少し緊張した様子の子もいましたが、1日の流れや、スタッフ紹介の最中に、「早く遊びたい!」「もう遊んでいい?」と声が上がるほど、待ちきれない様子の子もいました。全員そろってバスで移動しましたが、車内では、多くの子どもたちが「今日は何するの?」「楽しみ!」と、興奮気味に話す様子も見られました。
公園に到着すると、子どもたちは、鬼ごっこやなわとび、ドッジボール、テニスなど、身体を動かす遊びで思いっきり汗を流して遊んでいました。
午後は、公園のそばにあるお寺の大部屋を借りて、室内でさまざまな遊びを楽しみました。まずは、オリジナルのトートバッグづくりを実施。
子どもたちは、無地のトートバッグに思い思いに絵を描いたりリボンをつけたりして、個性豊かなトートバッグを完成させました。公園では走り回って大はしゃぎだった子どもたちも、真剣な表情に。中には、1日の活動終了時刻の午後4時までバッグづくりに熱中している子どももいました。トートバッグづくりが終わった子どもたちは、ジェンガやトランプ、折り紙、ぬり絵などで室内遊びを楽しんでいました。
午後4時、終わりの会。子どもたちはオリジナルのトートバッグを大切そうに持って、バスに乗って解散場所に向かいました。
いわき市内の一部の地域では、台風19号の後の粉塵などの影響で、外で子どもたちが安心して遊べなかったり、公園が災害ゴミ置き場になったりして、いつもの遊び場が使えない状況が続いています。
今回の遠足で子どもたちは、久しぶりに外で遊ぶことができたようで、保護者からは、「子どもがとても楽しそうに帰ってきたのでよかったです」との感想がありました。
台風19号で被災した各地では、子どもたちが安心・安全に過ごすことができる居場所の重要性や、子どもが日常に近い生活を取り戻すために非常時こそ遊びが果たす役割りの大きさに注目が集まっているように感じます。セーブ・ザ・チルドレンでは引き続き、こうした子どもの遊びや居場所確保の支援を予定しています。
午後は、公園のそばにあるお寺の大部屋を借りて、室内でさまざまな遊びを楽しみました。まずは、オリジナルのトートバッグづくりを実施。
子どもたちは、無地のトートバッグに思い思いに絵を描いたりリボンをつけたりして、個性豊かなトートバッグを完成させました。公園では走り回って大はしゃぎだった子どもたちも、真剣な表情に。中には、1日の活動終了時刻の午後4時までバッグづくりに熱中している子どももいました。トートバッグづくりが終わった子どもたちは、ジェンガやトランプ、折り紙、ぬり絵などで室内遊びを楽しんでいました。
午後4時、終わりの会。子どもたちはオリジナルのトートバッグを大切そうに持って、バスに乗って解散場所に向かいました。
いわき市内の一部の地域では、台風19号の後の粉塵などの影響で、外で子どもたちが安心して遊べなかったり、公園が災害ゴミ置き場になったりして、いつもの遊び場が使えない状況が続いています。
今回の遠足で子どもたちは、久しぶりに外で遊ぶことができたようで、保護者からは、「子どもがとても楽しそうに帰ってきたのでよかったです」との感想がありました。
台風19号で被災した各地では、子どもたちが安心・安全に過ごすことができる居場所の重要性や、子どもが日常に近い生活を取り戻すために非常時こそ遊びが果たす役割りの大きさに注目が集まっているように感じます。セーブ・ザ・チルドレンでは引き続き、こうした子どもの遊びや居場所確保の支援を予定しています。