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日本/国内災害
(公開日:2019.09.19)

千葉県 台風15号 【第一報】子ども支援ニーズ調査のため緊急支援対応チームを被災地に派遣

 
千葉県内を直撃した台風15号による建物の損壊や停電、断水をはじめとする甚大な被害が連日報道されています。

セーブ・ザ・チルドレンは、子どもたちの状況を把握すべく、東日本大震災や西日本豪雨、九州北部大雨の緊急支援に対応した職員などで構成される緊急支援対応チームを立ち上げ、本日(19日)現地入りしました。


館山市教育委員会での様子

セーブ・ザ・チルドレンは、これまで、中間支援組織や支援団体、関連団体などから、特に子どもに関する情報収集を進めてきましたが、現時点でも、子ども関連施設の被災状況や子どもたちの様子についての情報が入手しづらい状況にあります。そのような中、給食センターが被災したという情報が届くなど、顕在化されていない子どもたちへの支援ニーズも想定されるため、実際に現場を訪問し、情報収集を始めました。

現在、緊急支援対応チームは、千葉県富津市や君津市、館山市を中心に、市役所の子ども関係諸課を訪問して情報収集を行っています。また、それらの情報にもとづき、学校や給食センター、放課後児童クラブや児童館など子ども関連施設を訪問予定です。

くわえて、緊急下における子どものこころのケア「子どものための心理的応急処置(子どものためのPFA)」の情報も必要に応じて提供する予定です。


*1「子どものための心理的応急処置(Psychological First Aid for Children)」は、世界保健機関(WHO)などが、支援者が共通して身につけておくべき心構えと対応をまとめたマニュアル(PFA)を、子どもとその保護者・養育者に対して実施するうえで、子どもの発達段階の特性や、年齢にあった必要など、子どもに特化して、セーブ・ザ・チルドレンが作成したものです。
http://www.savechildren.or.jp/lp/kumamotopfa/
*2セーブ・ザ・チルドレンが実施した西日本豪雨(平成30年7月豪雨)緊急・復興支援の報告書『報告書「西日本豪雨から1年、子どもたちへの緊急・復興支援』
https://www.savechildren.or.jp/scjcms/sc_activity.php?d=2980

 

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