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日本/国内災害
(公開日:2020.10.15)

【休眠預金等活用法に基づく新型コロナウイルス対応緊急支援助成】実行団体が決定し事業が始まりました

 
セーブ・ザ・チルドレンは、休眠預金等活用法に基づくJANPIA(一般財団法人日本民間公益活動連携機構)による新型コロナウイルス対応緊急支援助成の資金分配団体として、2020年8月に実行団体の公募を行い、全国から57団体の応募がありました。8月末に外部および内部の審査員による審査会を実施し、17団体を実行団体として採択しました。

10月から7つの実行団体が事業を開始し、コロナ禍で困窮する子どもの学習支援や食の支援、虐待防止に向けた活動などを行っています。ほかの10団体も、11月と12月の事業開始に向けて準備を進めています。

休眠預金等活用法に基づく新型コロナウイルス対応緊急支援助成事業の事業概要や、応募団体一覧、団体選定についての詳細については次をご覧ください。


「新型コロナウイルス対応緊急支援助成〜社会的脆弱性の高い子どもの支援強化事業〜」(特設サイトはこちら


【募集概要】
・対象地域:日本全国(地域限定で活動している団体も対象)
・助成期間:2020年9月から2022年1月 のうち1年間 ※12ヶ月未満の助成も可
・対象団体:新型コロナウイルス緊急対応として、以下の事業を行っている、または行う計画のある民間の公益活動団体
1.子どもの食の状況を改善する事業
2.子どもの学びの機会の格差を是正する事業
3.子ども虐待のリスクを軽減し、虐待を受けた子どもの保護を強化する事業
・助成額:1団体あたり500万円〜最高4,000万円程度
・申請団体:応募申請団体一覧(PDF)

【実行団体選定の流れ】
・第一次審査:2020年8月22日〜2020年8月28日
・第二次審査:2020年8月29日〜2020年8月30日 審査員情報(PDF)
・内定団体の決定:2020年9月4日
・内定団体への審査結果通知:2020年9月7日
採択内定団体一覧(PDF)
採択ポイント一覧(PDF)

セーブ・ザ・チルドレンは、今後も実行団体の進捗確認や「子どものセーフガーディング研修(※)」、必要に応じた事業運営のサポートなどを通して、コロナ禍で困難な状況の子どもたちへの支援を強化するとともに、実行団体の活動から見えてきた課題を広く社会に伝え、政策提言などにつなげていきます。
(※子どもにとって安心・安全な組織・事業づくりに関する研修。詳細はこちらをご確認ください。)

報告:国内事業部 助成事業担当 佐々木有紀

<JANPIA及び休眠預金等活用法について>
「民間公益活動を促進するための休眠預金等に係る資金の活用に関する法律」(休眠預金等活用法)は2016年に成立した法律で、この法律に基づき、10年以上取引のない預金等(休眠預金等)を社会課題の解決や民間公益活動の促進のために活用する制度が2019年度より始まりました。JANPIA(一般財団法人日本民間公益活動連携機構)は休眠預金等活用法に基く指定活用団体として、休眠預金を活用した民間公益活動の促進を目的として設立された団体です。金融機関に預けられた休眠預金は、預金保険機構から指定活用団体へ交付され、そこから資金分配団体へ、更に資金分配団体から実行団体へと助成されます。
詳細はJANPIAのHPをご覧ください。https://www.janpia.or.jp/kyumin/

 

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