日本/国内災害(公開日:2022.10.17)
【2022年8月大雨緊急・復興支援】被災した子ども関連施設に支援を届けました
セーブ・ザ・チルドレンは、2022年8月の記録的な大雨による影響を受けて、特に深刻な被害が報告されている新潟県を中心に、被災した子どもたちへの緊急・復興支援を実施しています。
8月中旬に行った、関係団体や自治体への聞き取りの結果、ある学童保育所では施設が被災し使えなくなったため、小学校の教室を間借りして活動を行っていることや、遊び道具の多くも浸水により使えなくなってしまったことなどがわかりました。
そのため私たちは、災害の影響を受けた子どもたちが安心・安全に遊べるよう、緊急子ども用キット(感染症拡大下に配慮した遊び道具、衛生用品、防犯用品、子どもや大人向けの情報提供チラシのセット)や学童の活動に必要な絵本やボードゲームといった物品を緊急支援として届けました。
届いた絵本や遊び道具を見た子どもたちからは、「パズルだ、やった」、「ボーリングもある!」と言ったうれしそうな声が聞かれ、職員からも「子どもたちは早速おもちゃや絵本を手に取り笑顔を見せていました。迅速に対応していただき感謝申し上げます」などの声が寄せられました。
また、床上浸水の被害があった小学校では、清掃を行っても、学校再開後カビなどによる子どもたちへの健康被害が想定されることから、除湿機能のある空気清浄機の支援要請がありました。そこで、私たちは、浸水の影響によるカビの発生を抑え、子どもたちが安心・安全な環境で遊び、勉強できるように、必要な教室分の空気清浄機を届けました。
空気清浄機の納品後、小学校を訪問したところ、特に浸水被害が大きかった教室の担任の先生からは、「空気清浄機のおかげで部屋の湿度が目に見えてわかるうえに、最初は80%ぐらいあった湿度も今は70%から60%に抑えることができていてとても安心」と話しがあり、子どもたちからは「前はじめじめしていたけど、今はすっきりしている」などの声もあがっていました。
8月の大雨から2ヶ月が経ち、徐々に日常が戻りつつありますが、学童保育所など被災の大きい施設は再開までまだ時間がかかり、小学校でも土砂の影響から校庭を使って遊ぶことはできません。
完全に復旧するまで時間がかかる中、セーブ・ザ・チルドレンは、今後も必要な支援が届けられるよう、関係者と連絡を取りながら、引き続き支援活動を実施していきます。
■派遣スタッフは、抗原検査など、感染症専門家の助言に基づいた感染予防対策を行ったうえで活動を行っています。
8月中旬に行った、関係団体や自治体への聞き取りの結果、ある学童保育所では施設が被災し使えなくなったため、小学校の教室を間借りして活動を行っていることや、遊び道具の多くも浸水により使えなくなってしまったことなどがわかりました。
そのため私たちは、災害の影響を受けた子どもたちが安心・安全に遊べるよう、緊急子ども用キット(感染症拡大下に配慮した遊び道具、衛生用品、防犯用品、子どもや大人向けの情報提供チラシのセット)や学童の活動に必要な絵本やボードゲームといった物品を緊急支援として届けました。
届いた絵本や遊び道具を見た子どもたちからは、「パズルだ、やった」、「ボーリングもある!」と言ったうれしそうな声が聞かれ、職員からも「子どもたちは早速おもちゃや絵本を手に取り笑顔を見せていました。迅速に対応していただき感謝申し上げます」などの声が寄せられました。
また、床上浸水の被害があった小学校では、清掃を行っても、学校再開後カビなどによる子どもたちへの健康被害が想定されることから、除湿機能のある空気清浄機の支援要請がありました。そこで、私たちは、浸水の影響によるカビの発生を抑え、子どもたちが安心・安全な環境で遊び、勉強できるように、必要な教室分の空気清浄機を届けました。
空気清浄機の納品後、小学校を訪問したところ、特に浸水被害が大きかった教室の担任の先生からは、「空気清浄機のおかげで部屋の湿度が目に見えてわかるうえに、最初は80%ぐらいあった湿度も今は70%から60%に抑えることができていてとても安心」と話しがあり、子どもたちからは「前はじめじめしていたけど、今はすっきりしている」などの声もあがっていました。
8月の大雨から2ヶ月が経ち、徐々に日常が戻りつつありますが、学童保育所など被災の大きい施設は再開までまだ時間がかかり、小学校でも土砂の影響から校庭を使って遊ぶことはできません。
完全に復旧するまで時間がかかる中、セーブ・ザ・チルドレンは、今後も必要な支援が届けられるよう、関係者と連絡を取りながら、引き続き支援活動を実施していきます。
■派遣スタッフは、抗原検査など、感染症専門家の助言に基づいた感染予防対策を行ったうえで活動を行っています。