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日本/国内災害
(公開日:2020.12.14)

【休眠預金等活用法に基づく新型コロナウイルス対応緊急支援助成】実行団体の1つである「はまどおり大学はまちる」主催のシンポジウムで講演を行いました

 
セーブ・ザ・チルドレンは、休眠預金等活用法に基づくJANPIA(一般財団法人日本民間公益活動連携機構)による新型コロナウイルス対応緊急支援助成の資金分配団体として、コロナ禍で困窮する子どもの学習支援や食の支援、虐待防止に向けた活動などを行う17団体に助成を行っています。


2020年11月28日(土)に、実行団体の1つである「はまどおり大学はまちる」がシンポジウム「子育ての「困り感」に寄り添う地域を目指して〜はまちるフォーラムvol.1〜」を開催し、国内事業部長の川上園子が「子どもへの暴力のない社会をめざして〜子どもの権利と体罰禁止〜」と題して基調講演を行いました。



シンポジウムはいわき市生涯学習プラザで行われ、会場参加とオンライン参加をあわせて約70人の参加者が集まりました。


新型コロナウイルス感染拡大防止のため、川上は東京からオンラインで参加し、子どもの権利や、子どもの権利条約に基づき日本でも体罰が禁止になった経緯、体罰のない社会実現のために必要な今後の施策などについて話しました。質疑応答の時間には、参加者から「体罰としつけの違い」、「何が体罰にあたるのか」についてなどの質問が寄せられました。(詳しくは、子どもとの向き合い方のヒントなどを紹介している特設サイト「おやこのミカタ」  をご覧ください)


シンポジウムの後半には、いわき市障害福祉課やこどもみらい課など、関係する市の担当職員から子どもをとりまくいわき市の現状報告などもあり、参加者が熱心に話を聞いていました。


はまどおり大学はまちるでは、新型コロナウイルス対応緊急支援助成の活動として、このような市民向けのシンポジウムや勉強会を始め、障害のある子どもとその保護者に対するカウンセリング事業なども行っています。詳しくはこちら をご覧ください。


セーブ・ザ・チルドレンは、今後も実行団体の活動を通して、コロナ禍で困難な状況の子どもたちへの支援を強化するとともに、実行団体の活動から見えてきた課題を広く社会に伝え、政策提言などにつなげていきます。 


「新型コロナウイルス対応緊急支援助成〜社会的脆弱性の高い子どもの支援強化事業〜」特設サイトはこちら 


(報告:国内事業部助成事業担当 鳥塚早葵)


<JANPIA及び休眠預金等活用法について>
「民間公益活動を促進するための休眠預金等に係る資金の活用に関する法律」(休眠預金等活用法)は2016年に成立した法律で、この法律に基づき、10年以上取引のない預金等(休眠預金等)を社会課題の解決や民間公益活動の促進のために活用する制度が2019年度より始まりました。JANPIA(一般財団法人日本民間公益活動連携機構)は休眠預金等活用法に基く指定活用団体として、休眠預金を活用した民間公益活動の促進を目的として設立された団体です。金融機関に預けられた休眠預金は、預金保険機構から指定活用団体へ交付され、そこから資金分配団体へ、更に資金分配団体から実行団体へと助成されます。
詳細はJANPIAのHPをご覧ください。https://www.janpia.or.jp/kyumin/

 

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