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日本/国内災害
(公開日:2020.09.28)

【2020年7月豪雨緊急・復興支援】熊本県人吉市の小中学生へ体操服支援

 
セーブ・ザ・チルドレンは、記録的な大雨により河川の氾濫、浸水、土砂災害などが発生した熊本県を中心に、発災直後から地域の団体などと連携し、被災した子どもたちへの緊急支援活動を行っています。



被害の大きかった熊本県人吉市では、現地の連携団体から、多くの家が浸水し、子どもの学用品が流されてしまっているのではないか、との声があがっていました。

セーブ・ザ・チルドレンが調査を行ったところ、人吉市内の複数の小中学校で、体操服を失った子どもが多くいることが分かりました。

人吉市の小中学校では、新型コロナウイルスの影響で延期になった運動会や体育祭を、9月以降に開催するため、体育の授業にくわえて、運動会や体育祭のためにもなるべく早く体操服が必要でした。

しかし、体操服を失った子どもの人数が多く、市や学校で迅速に体操服を準備することが難しい状況にありました。私たちは、8月に人吉市教育員会から要請を受け、運動会や体育祭の開催日までに体操服を渡せるよう調整や準備をし、約420人の小中学生へ体操服を届けることができました。

その後、人吉市教育委員会から、子どもたちが体操服を着て、無事に運動会や体育祭を開催することができたとの報告がありました。

 

熊本県内で甚大な被害を受けた地域では、自宅が被災し、日常で使用していたものが流されてしまった子どもや、いまだに避難所や仮設住宅から学校に通う子どもたちがいます。

また、被災により限られた備品のなかで再開を余儀なくされる保育園や幼稚園があるほか、校舎が被災し、同じ場所で授業を再開することが難しい学校もあります。

このような環境に置かれた子どもたちの学びや遊びの場を守れるよう、セーブ・ザ・チルドレンは支援活動を行っていきます。



7月豪雨緊急支援活動については、団体ウェブサイトやSNSなどでも報告しています。
 【2020年7月豪雨緊急・復興支援】熊本県八代市小中学生への制服支援
 【2020年7月豪雨緊急・復興支援】熊本県八代市内保育園へのエアコン設置支援
 【2020年7月豪雨緊急・復興支援】熊本県のこども園へ保育用備品の支援
 【2020年7月豪雨緊急支援】子ども用衣類や女性用品を支援 熊本県芦北町ほか
 【2020年7月豪雨緊急支援】小中学生460人へ体操服の支援開始 熊本県人吉市
 【2020年7月豪雨緊急支援】被災した子どものニーズに寄り添った支援

 

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