日本/国内災害(公開日:2019.09.01)
九州北部 大雨:佐賀県で子どもの居場所開設をサポート
29日から佐賀県で大雨による被災状況の調査を続けているセーブ・ザ・チルドレンの緊急支援チームは、31日午後、大町町に入り情報収集を行いました。
大町町では、冠水により病院が孤立したり、工場からの重油流出も起こるなど、広範囲で冠水被害が相次ぎました。また、「ボタ山(かつての石炭採掘の際に捨てられた石でできた山)」の土砂崩れのおそれが高く、いまだ緊迫した様子が感じられました。この日の夕方も土砂災害の警報が鳴り響き、新たに避難を始めた住民の皆さんもいたようです。
緊急支援の現場では、支援団体同士の情報交換は活動を行う上で要です。すでに大町町で活動を始めていた支援団体から「子どもたちもストレスを溜めているようだ。こどもの居場所が必要では」という話を聞き、子どもたちの状況について情報を集めました。
大町町の子育て・健康課、佐賀県放課後児童クラブ連絡会とともに話し合い、翌9月1日に、大町町による子どもの居場所の開設をサポートすることになりました。対象は、被災した家屋の片付けなどがある子育て世帯の小学生です。
緊急支援チームは、避難所にいた子どもたちとともに、居場所開設をお知らせするポスターを作成。子どもたちは楽しそうに、思い思いの色を使ってポスターを作りました。「明日、行くよ!」と、さっそく保護者から参加の許可をもらい、参加を楽しみにしている子どもも−。
大雨の影響を受けた子どもたちが日常性を回復できるよう、緊急支援チームは子どもの居場所が始まる直前まで準備をしました。
大町町では、冠水により病院が孤立したり、工場からの重油流出も起こるなど、広範囲で冠水被害が相次ぎました。また、「ボタ山(かつての石炭採掘の際に捨てられた石でできた山)」の土砂崩れのおそれが高く、いまだ緊迫した様子が感じられました。この日の夕方も土砂災害の警報が鳴り響き、新たに避難を始めた住民の皆さんもいたようです。
緊急支援の現場では、支援団体同士の情報交換は活動を行う上で要です。すでに大町町で活動を始めていた支援団体から「子どもたちもストレスを溜めているようだ。こどもの居場所が必要では」という話を聞き、子どもたちの状況について情報を集めました。
大町町の子育て・健康課、佐賀県放課後児童クラブ連絡会とともに話し合い、翌9月1日に、大町町による子どもの居場所の開設をサポートすることになりました。対象は、被災した家屋の片付けなどがある子育て世帯の小学生です。
緊急支援チームは、避難所にいた子どもたちとともに、居場所開設をお知らせするポスターを作成。子どもたちは楽しそうに、思い思いの色を使ってポスターを作りました。「明日、行くよ!」と、さっそく保護者から参加の許可をもらい、参加を楽しみにしている子どもも−。
大雨の影響を受けた子どもたちが日常性を回復できるよう、緊急支援チームは子どもの居場所が始まる直前まで準備をしました。