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日本/国内災害
(公開日:2024.01.25)

【子どものこころのケアの必要性:能登半島地震 緊急子ども支援】

 
セーブ・ザ・チルドレンは1月25日、金沢市内で行政や支援機関の関係者などを訪ね、地震の影響を受けた子どもたちの置かれた状況について、聞き取りを行いました。



能登地方を中心とした被災地域では、災害発生から3週間以上が経過した現在も、学校や保育施設で再開の見通しが立っていないところもあります。

また、学校や保育施設が再開していても、さまざまな事情により、通学・通園ができていない子どもたちもいるとのことです。

行政職員も、学校に行けていない子どもたちに、どのような支援を届けられるか考えていく必要があると、話していました。

対話の中で、セーブ・ザ・チルドレンが、教育関係者など子どもと接する大人に対し、緊急下の子どものこころのケア「子どものための心理的応急処置(PFA)」に関する研修を実施していることを説明すると、「地元の力をつけるために、ぜひやりたい」といったニーズを確認できました。



災害に直面した子どもたちは、普段とは異なる反応や行動を示すことがあります。子どものための心理的応急処置は、心理や精神保健の専門家でなくても、誰もが使える、緊急下の子どものこころの応急手当です。

セーブ・ザ・チルドレンは、子どものための心理的応急処置の研修を実施したり、地震の影響によりさまざまな状況にある子どもたちへ必要な支援を届けていくために、継続して活動を行っていきます。

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