日本/国内災害(公開日:2021.01.07)
東京都内で給付金事業「新型コロナウイルス感染症対応・緊急子ども給付金 〜東京都内ひとり親家庭・高校生活サポート〜」を実施しました
セーブ・ザ・チルドレンは、高校生の学校生活に関わる経済的負担の軽減を目的として、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により家計が影響を受けた東京都内のひとり親家庭の高校生に対して給付金を提供する「新型コロナウイルス感染症対応・緊急子ども給付金〜東京都内ひとり親家庭・高校生活サポート〜」を行いました。
8月から11月にかけて実施し、対象となる家庭の高校生400人(355世帯)に、1人あたり3万円の給付金を届けました。本給付金申請の要項などについてはこちらをご覧ください。
給付金の受給世帯からは、コロナ禍におけるひとり親家庭の厳しい現状、高校生活にかかわる費用が支払えないことや就学の継続が困難な状況、さらに、高校生への公的な経済支援が不十分であることなど、さまざまな声がありました。申込時に受給世帯に実施した調査結果は、こちらからご覧ください。
ここでは、給付金を受け取った世帯から届いた声の一部を紹介します*。
*保護者の声は、原文から一部を抜粋し、文意が変わらない範囲で編集しています。
セーブ・ザ・チルドレンでは本給付金の実施結果などを踏まえ、高校生に対する公的な支援制度が改善されるよう関係省庁や地方自治体への働きかけを継続していく予定です。
(報告:東京事務所 田代光恵)