日本/国内災害(公開日:2021.03.02)
【シリーズ第1回:みんなで考えよう!しぜんさいがいとぼうさい】みんなに知ってほしい!しぜんさいがいのこと
今、世界中で自然災害が増えています。日本でも昨年7月に九州地方などで大雨による災害が発生しました。このような、大きな災害で、たくさんの人が影響を受けています。今回は、そんな自然災害について、みんなに知ってほしいことを紹介します。
《自然災害とは》
大雨、嵐、噴火、地震、干ばつなどの自然現象が、人の命を奪ったり、人の生活や社会に影響を及ぼした場合、それが、「自然災害」と呼ばれます。今、世界で災害が起きる回数が増えています。例えば、台風などの嵐による災害は、1980年〜1999年の間に発生した数は1,457回でしたが、2000年〜2019年では2,043回と増えています。嵐以外にも、世界では洪水や干ばつなどの自然災害も増えています。
私たちが住む日本は、地形や国の位置などの条件から、地震や台風などの自然災害が起こりやすい国のひとつです。2000年〜2019年の間で、日本は世界で6番目に多く自然災害が発生しています。とくに最近は台風や大雨が多く発生しています。昨年の7月には激しい大雨によって日本の広い範囲で被害がでました。そして、もっと長い期間で見てみるとこの約120年間で、日本の大雨が降った日数は、少しずつ増えています。
こういった大雨や台風が増えているのは、地球の気温が上がっていく地球温暖化などの気候変動が原因ではないかと言われています。
このまま地球温暖化が進むと、大雨が降る日がもっと増え、1度に振る雨の量も、増えると考えられています。
《まずはじめに、みんなにできること》
まずは、自然災害や気候変動について調べて、急速に進む地球温暖化などを止めるために私たちが普段の生活の中でできることを考えてみましょう。それから、災害に備えて非常用持ち出し袋を準備したり、災害が起きてしまったときの連絡方法や集合場所などについて事前に考えておくことも大切です。
《自然災害や気候変動についてわかる子ども向けサイト》
・東京都防災ホームページ“キッズ向け防災”:https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/bousai/1000033/index.html
・国土交通省“小学生向け動画 「小学校5年理科 流れる水の働きと土地の変化」”:https://www.youtube.com/watch?v=tyD19IM8fZk&feature=emb_logo
・気象庁“はれるんランド”:https://www.jma.go.jp/jma/kids/index.html
・全国地球温暖化防止活動推進センター“こどもプラザ”https://www.jccca.org/kids/
※このブログは2021年3月に作成しました。
防災に関する最新の情報は内閣府のホームページをごらんください。