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日本/国内災害
(公開日:2021.04.28)

2020年7月豪雨緊急・復興支援 報告書『2020年7月豪雨子どもたちへの緊急・復興支援』完成

 
2020年7月に九州地方で発生した豪雨により、広い範囲で河川の氾濫、浸水、土砂崩れなどの甚大な被害が発生しました。この豪雨災害により、子どもの日常も一変しました。子どもたちの中には避難生活を余儀なくされたり、学用品や大切なものを失ったり、普段通っていた保育園や学校、放課後児童クラブの建物が損壊するなどの被害がありました。

セーブ・ザ・チルドレンは、被害の大きかった熊本県を中心に、発災直後から今年3月末まで、緊急・復興支援活動を行いました。このたび、その活動をまとめた報告書が完成しました。

皆さまからのあたたかいご支援は、災害の影響を受けた子どもたちが再び安心して遊び、学び、成長していくための安全な環境づくりへとつながり、3,387人の子どもたちに支援を届けることができました(2021年3月時点)。心より感謝申し上げます。




2020年7月豪雨緊急・復興支援:緊急子ども用キット配布や、情報提供、学用品、備品支援など
私たちは、2020年7月豪雨で被害を受けた熊本県を中心に、現地の子ども・子育て支援団体などと協力しながら、衛生用品や文具などが入った緊急子ども用キットや衣料品を配布しました。また、子どもたちが避難先の限られたスペースの中で、感染症対策を行いながら遊ぶためのアイデアや、子どものこころのケアに関する情報を発信しました。そして、保育園や学校などの再開にあわせて、子どもたちが再び安全な環境の中で安心して学べるよう体操服や制服などの学用品のほか、施設で必要な備品支援を行いました。

今回の緊急支援活動は、新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し、東京から被災地へ緊急支援対応チームは派遣せず、地域の連携団体を通して活動を行いました。被災地の子ども・子育て支援団体をはじめ、さまざまな組織との連携によって必要な支援を迅速に子どもたちへ届けることができました。

セーブ・ザ・チルドレンは、これからも、子どもの声を反映した防災や災害対応支援の拡充に向けた取り組みに尽力していきます。

■報告書のダウンロードはこちら






7月豪雨緊急支援活動については、団体ウェブサイトやSNSなどでも報告しています。
・【2020年7月豪雨緊急・復興支援】熊本県内高等学校、特別支援学校への部活動・学校生活再開のための備品支援
・【2020年7月豪雨緊急・復興支援】福岡県大牟田市の放課後等デイサービス施設へ備品支援
・【2020年7月豪雨緊急・復興支援】福岡県大牟田市の保育園へ備品支援
・【2020年7月豪雨緊急・復興支援】熊本県人吉市の小中学生へ体操服支援
・【2020年7月豪雨緊急・復興支援】熊本県八代市の小中学生へ制服支援
・【2020年7月豪雨緊急・復興支援】熊本県八代市の保育園へエアコン設置支援
・【2020年7月豪雨緊急・復興支援】熊本県のこども園へ保育用備品の支援
・【2020年7月豪雨緊急支援】子ども用衣類や女性用品を支援 熊本県芦北町ほか
・【2020年7月豪雨緊急支援】小中学生460人へ体操服の支援開始 熊本県人吉市
・【2020年7月豪雨緊急支援】被災した子どものニーズに寄り添った支援

 

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