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日本/国内災害
(公開日:2024.01.12)

【能登半島地震 緊急子ども支援】「これほしかった!」能登町の避難所で子ども用キットを届けました

 
セーブ・ザ・チルドレンは1月12日、石川県内で甚大な被害があった能登町の子どもたちの状況を把握するために、町役場で話を聞いたり、避難所を訪問したりしました。


能登町までの道路は、陥没や土砂崩れなどの被害もありますが、損壊していた道路が修繕されていたり、店やガソリンスタンドが一部再開したりしていました。

複数の避難所で、折り紙やルービックキューブといったあそび道具やドライシャンプーなどが入った「緊急子ども用キット」や衛生用品を届けると、5歳の子は、「わー!ガチャガチャだ!」と、キットの中にはいっているものをみて、歓声をあげていました。柔らかいぬいぐるみは、低学年から高学年の子どもたちに大人気で、頭にのせたり、「緊急子ども用キット」のナップサックに入れたりして楽しんでいました。


小学5年生の子は、水なしで使えるシャンプーを見て「これほしかった!使いたい」と、うれしそうな様子でした。

しかし、「お腹いっぱい好きなものを食べたい」、「自分のサイズの服がほしい」、「好きな野球をやりたい」、「勉強がしたい」、「みんなで遊べるゲームや文房具がほしい」という声もありました。

保護者からは、「避難所ではずっとゲームをしているので、(折り紙やルービックキューブなど)このようなあそび道具は助かる」、(断水が続いているため)「お風呂に入りたい」、「給水所の水を使って洗濯をしている」といった声があったほか、「物資は届き始めているが、あたたかいコーヒーやお茶などの嗜好品があれば」との声もありました。

子どもたちの様子については、「いつもよりあまえてきます」と話していた保護者もいました。


能登町では、徐々に学校が再開していますが、日常を取り戻すにはまだまだ時間がかかります。避難生活が続いているなか、子どもたちの顔には疲れているような様子もありました。

セーブ・ザ・チルドレンは、引き続き子どもたちへ必要な支援を届けていきます。

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