日本/国内災害(公開日:2021.03.22)
【2020年7月豪雨緊急・復興支援】熊本県内高等学校、特別支援学校への部活動・学校生活再開のための備品支援
2020年7月の記録的大雨によって、日本各地で河川の氾濫や浸水などの被害が発生しました。セーブ・ザ・チルドレンは、特に甚大な被害が報告されている熊本県を中心に発災直後から地域の団体などと連携し、被災した子どもたちへ継続的に緊急支援活動を行ってきました。
熊本県内の高等学校および特別支援学校では、昨年の豪雨の影響により建物や設備に大きな影響を受けたところもあります。災害の影響を受けた建物や施設の復旧に関しては文部科学省の制度などを活用できます。一方、例えば部活動など学校生活に必要な備品が災害の影響を受けて使用できなくなった場合、公的な支援制度だけですべてを取り戻すことは難しく、自力で再整備する必要がありました。
そうした被害の状況を取りまとめていた熊本県教育委員会からの支援要請に基づき、セーブ・ザ・チルドレンは、特に被害が大きかった熊本県内の高等学校および特別支援学校の部活動などの再開に必要な備品の支援を行いました。
セーブ・ザ・チルドレンが支援したある学校では、7月豪雨により子どもたちが使用していた校舎や体育館、グラウンドなどが約1mの高さまで泥水に冠水し、施設と備品がほぼ全損となりました。発災後は仮校舎で授業を再開しましたが、学校備品に加え、体育施設が使用できませんでした。そこへ新型コロナウイルス感染症の影響も重なり、子どもたちが思い切り身体を動かしてスポーツを楽しむことが難しい状況でした。セーブ・ザ・チルドレンは、2020年11月に体育的活動で使用する音響機器やビデオカメラを提供しました。
また別の学校へは、2021年2月に、豪雨の被害を受けた部活動用のピッチングマシーンを支援しました。練習でピッチングマシーンを使用しているソフトボール部からは、「被災から半年が経ち、グラウンドの工事が進む中、自宅が被災した選手も、職員も、ソフトボールができることに改めて幸せだと感じる日々です」との声がありました。
自然災害の被害を受けた子どもたちが再び日常の生活環境を取り戻すために部活動も大切な要素を担っています。
セーブ・ザ・チルドレンは、昨年の7月豪雨発生直後から現地の支援団体などと連携して緊急支援活動を行ってきました。私たちの7月豪雨緊急支援活動は終了しますが、今後も大規模な自然災害が発生した際、被害を受けた子どもたちの安心と遊び、学び、運動できる機会を守ることができるよう、引き続き災害対応準備のための活動や被災地での緊急・復興支援を行っていきます。
7月豪雨緊急支援活動については、団体ウェブサイトやSNSなどでも報告しています。
・【2020年7月豪雨緊急・復興支援】福岡県大牟田市の放課後等デイサービス施設へ備品支援
・【2020年7月豪雨緊急・復興支援】福岡県大牟田市の保育園へ備品支援
・【2020年7月豪雨緊急・復興支援】熊本県人吉市の小中学生へ体操服支援
・【2020年7月豪雨緊急・復興支援】熊本県八代市の小中学生へ制服支援
・【2020年7月豪雨緊急・復興支援】熊本県八代市の保育園へエアコン設置支援
・【2020年7月豪雨緊急・復興支援】熊本県のこども園へ保育用備品の支援
・【2020年7月豪雨緊急支援】子ども用衣類や女性用品を支援 熊本県芦北町ほか
・【2020年7月豪雨緊急支援】小中学生460人へ体操服の支援開始 熊本県人吉市
・【2020年7月豪雨緊急支援】被災した子どものニーズに寄り添った支援
*新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し、東京から被災地への緊急支援対応チームの派遣は検討しておらず、発災直後から地域の連携団体を通して緊急支援を行ってきました。
熊本県内の高等学校および特別支援学校では、昨年の豪雨の影響により建物や設備に大きな影響を受けたところもあります。災害の影響を受けた建物や施設の復旧に関しては文部科学省の制度などを活用できます。一方、例えば部活動など学校生活に必要な備品が災害の影響を受けて使用できなくなった場合、公的な支援制度だけですべてを取り戻すことは難しく、自力で再整備する必要がありました。
そうした被害の状況を取りまとめていた熊本県教育委員会からの支援要請に基づき、セーブ・ザ・チルドレンは、特に被害が大きかった熊本県内の高等学校および特別支援学校の部活動などの再開に必要な備品の支援を行いました。
セーブ・ザ・チルドレンが支援したある学校では、7月豪雨により子どもたちが使用していた校舎や体育館、グラウンドなどが約1mの高さまで泥水に冠水し、施設と備品がほぼ全損となりました。発災後は仮校舎で授業を再開しましたが、学校備品に加え、体育施設が使用できませんでした。そこへ新型コロナウイルス感染症の影響も重なり、子どもたちが思い切り身体を動かしてスポーツを楽しむことが難しい状況でした。セーブ・ザ・チルドレンは、2020年11月に体育的活動で使用する音響機器やビデオカメラを提供しました。
また別の学校へは、2021年2月に、豪雨の被害を受けた部活動用のピッチングマシーンを支援しました。練習でピッチングマシーンを使用しているソフトボール部からは、「被災から半年が経ち、グラウンドの工事が進む中、自宅が被災した選手も、職員も、ソフトボールができることに改めて幸せだと感じる日々です」との声がありました。
自然災害の被害を受けた子どもたちが再び日常の生活環境を取り戻すために部活動も大切な要素を担っています。
セーブ・ザ・チルドレンは、昨年の7月豪雨発生直後から現地の支援団体などと連携して緊急支援活動を行ってきました。私たちの7月豪雨緊急支援活動は終了しますが、今後も大規模な自然災害が発生した際、被害を受けた子どもたちの安心と遊び、学び、運動できる機会を守ることができるよう、引き続き災害対応準備のための活動や被災地での緊急・復興支援を行っていきます。
7月豪雨緊急支援活動については、団体ウェブサイトやSNSなどでも報告しています。
・【2020年7月豪雨緊急・復興支援】福岡県大牟田市の放課後等デイサービス施設へ備品支援
・【2020年7月豪雨緊急・復興支援】福岡県大牟田市の保育園へ備品支援
・【2020年7月豪雨緊急・復興支援】熊本県人吉市の小中学生へ体操服支援
・【2020年7月豪雨緊急・復興支援】熊本県八代市の小中学生へ制服支援
・【2020年7月豪雨緊急・復興支援】熊本県八代市の保育園へエアコン設置支援
・【2020年7月豪雨緊急・復興支援】熊本県のこども園へ保育用備品の支援
・【2020年7月豪雨緊急支援】子ども用衣類や女性用品を支援 熊本県芦北町ほか
・【2020年7月豪雨緊急支援】小中学生460人へ体操服の支援開始 熊本県人吉市
・【2020年7月豪雨緊急支援】被災した子どものニーズに寄り添った支援
*新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し、東京から被災地への緊急支援対応チームの派遣は検討しておらず、発災直後から地域の連携団体を通して緊急支援を行ってきました。