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日本/国内災害
(公開日:2019.08.31)

九州北部 大雨:佐賀県武雄市で初動調査を実施

 
8月29日に佐賀県入りしたセーブ・ザ・チルドレンの緊急支援チームは、30日も引き続き大雨による被害状況、特に子どもたちへの影響について情報収集を行いました。


午前中に、佐賀県庁の教育関係課で、学校施設その他の子ども関連施設の被害状況を確認した後、被害が集中した武雄市に向かいました。この日は、雨はほとんど降らず、武雄市役所に向かう道沿いでは、28日に床上まで浸水した民家や店舗で住民の皆さんが総出で泥かきをし、使えなくなった家財などを外に出している様子が見られました。

武雄市では、市役所の子ども支援や教育に関係する部局で情報収集したほか、浸水被害を受けたこども園や幼稚園に向かいました。突然の訪問にもかかわらず、いずれの場所でも施設の被害や子どもたちの状況について丁寧な説明がありました。聞き取りの中で、無事は確認できたものの、床上浸水した家庭では学用品が流さてしまった子どももいるという話が何度か出てきました。また、床上1メートル以上浸水し、再開の目途がたっていない園もありました。

大雨から初めての週末を迎えます。大人が自宅の泥かきや片付けに追われる中で、子どもたちが安心・安全で過ごせる居場所も大きな課題です。

 

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