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アドボカシー
(公開日:2019.09.25)

人道危機下で子どもたちの最優先事項は「教育を受けること」−報告書『あらゆる困難な状況にあっても教育の機会を』で明らかに

 
セーブ・ザ・チルドレンは、2013年から2018年の6年間に収集された、紛争や自然災害などの人道危機下にある国々に暮らす5歳〜18歳までの子どもたち1,689人へのインタビュー結果などの分析に基づく報告書『あらゆる困難な状況にあっても教育の機会を-すべての子どもたちに質の高い教育を(EDUCATION AGAINST ODDS- Meeting Marginalised Children’s demands for a quality education)』を発表。


調査に参加した1,689人のうち1,215人の子どもたちは、自身の優先事項についてランキング形式で明らかにし、その結果、およそ3人に1人(29%)が、優先順位の1番に「教育」を位置づけ、食料(12%)や保健医療(12%)、水・衛生(12%)の2倍以上という結果になりました。


紛争や自然災害など緊急下の子どもたちは、質の高い教育を受ける権利が保障されることを求めており、現在、人道危機下にある7,500万人の子どもたちは、教育支援を切実に必要としています。その一方で、人道支援総額のうち教育支援に支出される割合はわずか2%とどまっています。

セーブ・ザ・チルドレンは、こうした子どもたちの権利が保障されるよう各国政府や国際機関に対し、教育に関するグローバルな行動計画に同意することなど4項目について提言しています。
■セーブ・ザ・チルドレンの提言を含む報告書の全文(英語)はこちら
https://www.savechildren.or.jp/scjcms/dat/img/blog/3046/1569370093999.pdf
■報告書の全文(抄訳)はこちら
https://www.savechildren.or.jp/scjcms/dat/img/blog/3046/1569370504328.pdf

 

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