アドボカシー(公開日:2021.02.09)
2/24(水) セーブ・ザ・チルドレン『栄養の危機』報告書ローンチ&「東京栄養サミット2021」に向けたオンラインイベント
セーブ・ザ・チルドレンは、2020年12月に新型コロナウイルス感染症と世界の栄養問題に焦点にあてた報告書、「栄養の危機 (Nutrition Critical) 」を発表しました。報告書によると、今回のパンデミックに関連した栄養状態の悪化により、2022年末までにさらに16万8,000人の子どもたち(毎日平均153人)が栄養不良で亡くなり、1,000万人以上が消耗症や発育阻害に陥る可能性があります。
これを受け、世界的な栄養課題とその解決のために求められるアクションについて分かりやすく解説し、さらに2021年12月に日本政府が主催予定の「東京栄養サミット2021」に関するオンラインイベントを下記のとおり開催します。当日は、国内外から栄養に関わる登壇者を招き、マルチセクトラルなパネルディスカッションも実施します。多くのご関心ある方々のご参加をお待ちしております。
【日時】 2021年2月24日(水)18時〜19時45分(日本時間)
【使用言語】日本語/英語(同時通訳)
【参加登録】要事前申し込み。参加登録はこちら:https://forms.gle/z9AkjsKpxhsX7QPW6
*お申し込みいただいた方へは、後日参加用のZoomリンクを送付いたします。
*当日12:00に受付を終了いたします
【プログラム】
開会・司会 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 堀江由美子
来賓挨拶 牧島かれん衆議院議員 (国際母子栄養改善議員連盟 幹事長)
講演1 セーブ・ザ・チルドレン報告書『栄養の危機(Nutrition Critical)』の紹介
キャサリン・リチャーズ
セーブ・ザ・チルドレンUK 栄養部長(SUN市民社会ネットワーク副議長)
講演2 東京栄養サミット2021に関する日本政府からの最新情報とビジョン&ロー
ドマップ・「栄養のための行動の一年」の紹介
外務省 国際協力局国際保健政策室長 江副聡氏
質疑応答
パネルディスカッション
(1)SUN栄養ユース・リーダー マイク・クンガ氏
(2)Access to Nutrition Initiative (ATNI) 事務局長 インゲ・カウア―氏
(3)世界銀行グループ グローバル主席栄養専門官 ミーラ・シーカー氏
(4)日本生命保険相互会社 営業企画部ヘルスケア開発担当部長 須永康資氏
質疑応答
閉会挨拶 公益社団法人 日本栄養士会代表理事 会長 中村丁次氏
■主催:セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
■お問合せ:公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 大沼・堀江
Eメール terumi.onuma@savethechildren.org
【プロフィール】
キャサリン・リチャーズ
セーブ・ザ・チルドレンUK 栄養部長/ SUN市民社会ネットワーク 副議長
英国および世界各国における栄養政策、アドボカシーキャンペーンを展開する飢餓・栄養チームを率いて、最も疎外された子どもたちの栄養改善のための資金拠出、政策の改善、連携促進に取り組む。セーブ・ザ・チルドレンUK内に事務局を置く、栄養のための取り組み拡充(Scaling Up Nutrition)市民社会ネットワークの副議長を務める。地方自治体で最貧困地域の移民や社会サービスへのアクセスなど平等と多様性の課題に取り組んだのち、ナミビアでHIV/エイズのアドボカシーや保健システム強化に取り組むなど、15年以上にわたり国内・国際開発に携わる。
江副 聡
外務省 国際協力局国際保健政策室長
厚生労働省に入省後、診療報酬、精神保健、がん対策、国際保健分野に従事。UNAIDSジュネーブ本部事務局への出向などを経て、2015年国際保健企画官としてWHO改革やG7伊勢志摩サミットを担当。2017年から国際連合日本政府代表部参事官として、首脳級の国連総会結核ハイレベル会合(2018年)及び同UHCハイレベル会合を含むグローバルヘルス等を担当。2020年8月より現職。医師、医学博士、公衆衛生学修士、行政学修士、社会医学系指導医・専門医。
マイク・クンガ
Scaling Up Nutrition(SUN)栄養ユース・リーダー
マラウイの深刻な栄養不良に対処するため、栄養士として4年間にわたり市民社会や民間企業、政府機関と協働で活動を実施。特に市民社会組織栄養同盟(Civil Society Organisation Nutrition Alliance)において、栄養に関する資金ギャップを明らかにするための予算分析、コミュニティの栄養への意識を高める啓発プログラム開発やメディアトレーニングに従事。SUNのユース・リーダーとして、第7回アフリカ開発会議(TICAD7)に参加。現在、国連食料システム・サミットのアクション・トラック5においてユース副議長を務める。
インゲ・カウアー
Access to Nutrition Initiative (ATNI) 事務局長
栄養不良課題に対する民間セクターへの働きかけを行うATNIの事務局長および理事として、ステークホルダー管理、調査、パートナーシップ構築等、組織全体の監督を務める。20年以上にわたり、栄養を含む主要な社会課題に対する官民組織での実績を持ち、ATNI以前はオランダを拠点とする経営コンサルティングで政府やグローバル企業、NGOの戦略的経営・コミュニケーションのアドバイザーを務めたほか、ポーター・ノヴェリ社(Porter Novelli)のオランダ、ヨーロッパ、中東、アフリカ(EMEA)の上級管理職を務め、食品・飲料業界の多くの企業に対し責任あるビジネスや企業評価についてアドバイスを提供。
須永 康資
日本生命保険相互会社 営業企画部 ヘルスケア開発担当部長
2004年入社以降、企業年金の新制度への移行関連業務や主計部での事業費予算策定業務、海外留学など様々な業務経験を経て、2017年からヘルスケア事業の立ち上げに参画。従来の保険の域を超えた“保険+αの価値の提供”に向けて、当領域の事業企画・サービス開発・異業種企業との提携等に取組む。現在は,健康寿命延伸に貢献すべく、日本生命病院の糖尿病専門医やヘルスケア関連企業の担当者らとともに、生活習慣病の発症予防プログラム等の開発、スタートアップ企業支援等に従事。
※2020年10月、日本生命保険は国際復興開発銀行(IBRD)が栄養問題を重要なテーマとして発行したサステナブル・ディベロップメント・ボンドに約114億円投資したことを発表
ミーラ・シーカー
世界銀行グループ グローバル主席栄養専門官
世界銀行本部にて栄養戦略および主要パートナーシップの構築を主導、人的資本(Human Capital)の概念・指標における栄養の重要性の確立にも尽力。対外的にはSUN 創設に貢献、同執行委員会議長。東京栄養サミット栄養ファイナンシング作業部会共同議長および同サミット諮問グループのメンバー。G8、G20の栄養問題支援アーキテクチャに関する論者のひとり。コーネル大学国際栄養博士号。栄養戦略に関わる重要著書を多数執筆(栄養投資枠組み、世界の肥満の現状、Covid19のもたらす栄養負荷)。
【個人情報保護について】
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンでは、業務上取り扱う全ての個人情報は、個人情報保護法その他の法令並びに当団体の個人情報保護方針などに則り適正に管理します。お預かりする個人情報は、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの活動の目的にのみに使用します。
これを受け、世界的な栄養課題とその解決のために求められるアクションについて分かりやすく解説し、さらに2021年12月に日本政府が主催予定の「東京栄養サミット2021」に関するオンラインイベントを下記のとおり開催します。当日は、国内外から栄養に関わる登壇者を招き、マルチセクトラルなパネルディスカッションも実施します。多くのご関心ある方々のご参加をお待ちしております。
【日時】 2021年2月24日(水)18時〜19時45分(日本時間)
【使用言語】日本語/英語(同時通訳)
【参加登録】要事前申し込み。参加登録はこちら:https://forms.gle/z9AkjsKpxhsX7QPW6
*お申し込みいただいた方へは、後日参加用のZoomリンクを送付いたします。
*当日12:00に受付を終了いたします
【プログラム】
開会・司会 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 堀江由美子
来賓挨拶 牧島かれん衆議院議員 (国際母子栄養改善議員連盟 幹事長)
講演1 セーブ・ザ・チルドレン報告書『栄養の危機(Nutrition Critical)』の紹介
キャサリン・リチャーズ
セーブ・ザ・チルドレンUK 栄養部長(SUN市民社会ネットワーク副議長)
講演2 東京栄養サミット2021に関する日本政府からの最新情報とビジョン&ロー
ドマップ・「栄養のための行動の一年」の紹介
外務省 国際協力局国際保健政策室長 江副聡氏
質疑応答
パネルディスカッション
(1)SUN栄養ユース・リーダー マイク・クンガ氏
(2)Access to Nutrition Initiative (ATNI) 事務局長 インゲ・カウア―氏
(3)世界銀行グループ グローバル主席栄養専門官 ミーラ・シーカー氏
(4)日本生命保険相互会社 営業企画部ヘルスケア開発担当部長 須永康資氏
質疑応答
閉会挨拶 公益社団法人 日本栄養士会代表理事 会長 中村丁次氏
■主催:セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
■お問合せ:公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 大沼・堀江
Eメール terumi.onuma@savethechildren.org
【プロフィール】
キャサリン・リチャーズ
セーブ・ザ・チルドレンUK 栄養部長/ SUN市民社会ネットワーク 副議長
英国および世界各国における栄養政策、アドボカシーキャンペーンを展開する飢餓・栄養チームを率いて、最も疎外された子どもたちの栄養改善のための資金拠出、政策の改善、連携促進に取り組む。セーブ・ザ・チルドレンUK内に事務局を置く、栄養のための取り組み拡充(Scaling Up Nutrition)市民社会ネットワークの副議長を務める。地方自治体で最貧困地域の移民や社会サービスへのアクセスなど平等と多様性の課題に取り組んだのち、ナミビアでHIV/エイズのアドボカシーや保健システム強化に取り組むなど、15年以上にわたり国内・国際開発に携わる。
江副 聡
外務省 国際協力局国際保健政策室長
厚生労働省に入省後、診療報酬、精神保健、がん対策、国際保健分野に従事。UNAIDSジュネーブ本部事務局への出向などを経て、2015年国際保健企画官としてWHO改革やG7伊勢志摩サミットを担当。2017年から国際連合日本政府代表部参事官として、首脳級の国連総会結核ハイレベル会合(2018年)及び同UHCハイレベル会合を含むグローバルヘルス等を担当。2020年8月より現職。医師、医学博士、公衆衛生学修士、行政学修士、社会医学系指導医・専門医。
マイク・クンガ
Scaling Up Nutrition(SUN)栄養ユース・リーダー
マラウイの深刻な栄養不良に対処するため、栄養士として4年間にわたり市民社会や民間企業、政府機関と協働で活動を実施。特に市民社会組織栄養同盟(Civil Society Organisation Nutrition Alliance)において、栄養に関する資金ギャップを明らかにするための予算分析、コミュニティの栄養への意識を高める啓発プログラム開発やメディアトレーニングに従事。SUNのユース・リーダーとして、第7回アフリカ開発会議(TICAD7)に参加。現在、国連食料システム・サミットのアクション・トラック5においてユース副議長を務める。
インゲ・カウアー
Access to Nutrition Initiative (ATNI) 事務局長
栄養不良課題に対する民間セクターへの働きかけを行うATNIの事務局長および理事として、ステークホルダー管理、調査、パートナーシップ構築等、組織全体の監督を務める。20年以上にわたり、栄養を含む主要な社会課題に対する官民組織での実績を持ち、ATNI以前はオランダを拠点とする経営コンサルティングで政府やグローバル企業、NGOの戦略的経営・コミュニケーションのアドバイザーを務めたほか、ポーター・ノヴェリ社(Porter Novelli)のオランダ、ヨーロッパ、中東、アフリカ(EMEA)の上級管理職を務め、食品・飲料業界の多くの企業に対し責任あるビジネスや企業評価についてアドバイスを提供。
須永 康資
日本生命保険相互会社 営業企画部 ヘルスケア開発担当部長
2004年入社以降、企業年金の新制度への移行関連業務や主計部での事業費予算策定業務、海外留学など様々な業務経験を経て、2017年からヘルスケア事業の立ち上げに参画。従来の保険の域を超えた“保険+αの価値の提供”に向けて、当領域の事業企画・サービス開発・異業種企業との提携等に取組む。現在は,健康寿命延伸に貢献すべく、日本生命病院の糖尿病専門医やヘルスケア関連企業の担当者らとともに、生活習慣病の発症予防プログラム等の開発、スタートアップ企業支援等に従事。
※2020年10月、日本生命保険は国際復興開発銀行(IBRD)が栄養問題を重要なテーマとして発行したサステナブル・ディベロップメント・ボンドに約114億円投資したことを発表
ミーラ・シーカー
世界銀行グループ グローバル主席栄養専門官
世界銀行本部にて栄養戦略および主要パートナーシップの構築を主導、人的資本(Human Capital)の概念・指標における栄養の重要性の確立にも尽力。対外的にはSUN 創設に貢献、同執行委員会議長。東京栄養サミット栄養ファイナンシング作業部会共同議長および同サミット諮問グループのメンバー。G8、G20の栄養問題支援アーキテクチャに関する論者のひとり。コーネル大学国際栄養博士号。栄養戦略に関わる重要著書を多数執筆(栄養投資枠組み、世界の肥満の現状、Covid19のもたらす栄養負荷)。
【個人情報保護について】
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンでは、業務上取り扱う全ての個人情報は、個人情報保護法その他の法令並びに当団体の個人情報保護方針などに則り適正に管理します。お預かりする個人情報は、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの活動の目的にのみに使用します。