アドボカシー(公開日:2011.07.11)
とうほく子どもセミナー2011 開催 参加者募集(2011.07.11)
みんなで話してみよう!子どもの権利条約
国連子どもの権利委員会に子どもたちが救済申立のできる制度(通報制度)がまもなく実現します。日本政府も、この制度の実現に積極的に貢献し、世界中からその姿勢を高く評価されています。
私たちは、子どもの権利委員会に対する通報制度が、子どもたちにとって身近な、使い易いものとなるために、何が必要なのか、子ども達と話し合いを重ねてきました。
今回のセミナーでは、子どもの権利って何だろう?権利侵害ってどんなこと?子ども達にとって身近な権利救済制度ってどんなもの?などについて、子ども達で話し合い、子ども目線による提言をまとめます。
出来上がった提言は、世界各地の子ども達の意見とともに、子どもの権利条約NGOグループを通じて、国連子どもの権利委員会に提出されます!
【開催要領】
日時:8月27日&28日(1泊2日)
会場:茂庭荘(〒982-0251 宮城県仙台市太白区茂庭字人来田西143-3)
主催:子どもの権利条約NGOグループ/日本(国連子どもの権利委員会に申し立てできる制度を作ろう!キャンペーン)
共催:尚絅学院大学森田明彦研究室(このサマーセミナーは、尚絅学院大学学内共同研究費によって実施されます)
参加対象者:子どもの権利条約について知りたい、話したい、13歳から18歳までの方(20名程度)
参加費:子ども達は無料です。保護者、関係団体のスタッフの方は実費(1泊3食で7000円)をご負担ください。
参加申込窓口:公益財団法人プラン・ジャパン <担当:池原>
電話 03-5481-0030 電子メール Ikehara@plan-japan.org
ファシリテーター:森田明彦(尚絅学院大学教授)
シニア・アドバイザー/公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
携帯 090-9856-5782
電子メール morita@savechildren.or.jp
【セミナーのスケジュール】
◆8月27日(土曜日)
10:30 茂庭荘到着
11:00〜12:30 セミナーの進め方の説明
アートを使った自己紹介や、「権利感覚」を体感するワーク
12:30〜14:00 ランチタイム
(お弁当は各自持参ください。27日の夕食、28日の朝食、昼食は茂庭荘で用意してくれます)
14:00〜17:00 最初の話し合い
17:00〜19:00 夕食、入浴など
19:00〜21:00 夜の話し合い
◆8月28日(日曜日)
7:00 朝食
8:30〜11:30 朝のセッション
11:30〜12:30 ランチ、休憩、自由時間
12:30〜15:00 最後の話し合い
15:30 茂庭荘を出発します
【セミナーで目指すこと】
国連子どもの権利委員会に対する救済申立制度(通報制度)を子どもにとって使い易いものとするために何が必要か、以下の3点について、子ども達で話し合い、子ども目線の提案をまとめます
1. 日本国内で必要なこと
悩みを安心して、気楽に相談できる人や制度が身近になければ、子ども達は自分のことを打ち明けたり、解決したいできません。
どんな制度や人が近所にいてくれたら良いでしょうか?
2. 東アジアで必要なこと
国連子どもの権利委員会に救済申立をするには、英語で申立書を書かなければなりません。
日本の普通の子ども達にとって、とってもハードル高そうですよね。
日本語で申立できる制度が出来たら、どうでしょうか?
でも、日本語がまだ十分話せない子ども達も日本国内にはいますよね?
3. 子どもの権利委員会に対する救済申立制度の運用規則に盛り込む必要のあること
国連子どもの権利委員会は、この救済申立制度を実際に運用するための「手続き規則」をこれから作ることになっています。
子どもの目線から見て、どんな風な規則が出来て、どんな風に運営してくれたら、身近な制度になりそうでしょうか?
セミナーでは、3つのテーマ毎に基本的な説明をします。
そのあと、小グループ(3〜4名)で話し合って、その結果を全体で発表するという形を取りたいと思います。
それぞれの話し合いは2時間程度を予定しています。
正解はありません。
自分の経験、想像力をフルに活かして、アタマに浮かんだことを話してみてください。
【セミナーへの参加のしかた】
参加申込をされた方には、国際条約、子どもの権利条約、通報制度に関する基本的な資料と保護者の方用の参加承諾書をお送りします。
日本の子ども達が子どもに分かるような日本語に訳した資料です。
当日までに、目を通しておいてください。
また、承諾書は保護者の方に必要事項を記入いただいて、返送ください。
8月27日(土曜日)は午前9時半までに
(参考資料)
このセミナーの主催団体である「子どもの権利条約NGOグループ/日本」は、国連子どもの権利委員会に対する救済申立(通報)制度を実現することを目指す国際キャンペーンに賛同した日本国内のNGOとNGOネットワークによって構成されています。
【子どもの権利条約NGOグループ/日本の構成団体】
アジアの女性と子どもネットワーク
社団法人 アムネスティ・インターナショナル日本
特定非営利活動法人 ACE(児童労働の撤廃・予防に取り組むNGO)
特定非営利活動法人 エンパワメントかながわ
特定非営利活動法人 CAPセンター・JAPAN
特定非営利活動法人 グッドネーバーズ・ジャパン
特定非営利活動法人 国際子ども権利センター
子どもの育ちと法制度を考える21世紀市民の会 (子どもと法21)
特定非営利活動法人 子どもの権利条約総合研究所
子どもの権利条約ネットワーク
児童労働ネットワーク※
世界女性会議岡山連絡会
社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
特定非営利活動法人ソルト・パヤタス
特定非営利活動法人 チャイルドライン支援センター
特定非営利活動法人 チャイルド・ファンド・ジャパン
てのひら〜人身売買に立ち向かう会
特定非営利活動法人 東京シューレ
公益財団法人 日本ヒューマン・ライツ・ウォッチ協会
公益財団法人 日本フォスター・プラン協会(プラン・ジャパン)
特定非営利活動法人 フリー・ザ・チルドレン・ジャパン
ふれきしぶる
ポラリスプロジェクト日本事務所
特定非営利活動法人 ワールド・ビジョン・ジャパン
【本キャンペーン賛同団体】
財団法人アジア女性交流・研究フォーラム
※ 児童労働ネットワークの構成団体。
1.特定非営利活動法人アジア日本相互交流センター(ICAN)
2.社団法人アムネスティ・インターナショナル日本
3.特定非営利活動法人ACE
4.特定非営利活動法人エファジャパン
5.特定非営利活動法人かものはしプロジェクト
6.特定非営利活動法人グッドネイバーズ・ジャパン
7.グローバルヴィレッジ
8.特定非営利活動法人国際子ども権利センター
9.国際食品労連日本加盟労組連絡協議会(IUF-JCC)
10.財団法人国際労働財団(JILAF)
11.社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
12.特定非営利活動法人ソルト・パヤタス
13.特定非営利活動法人テラ・ルネッサンス
14.特定非営利活動法人日本オーガニックコットン流通機構
15.日本食品関連産業労働組合総連合会(フード連合)
16.日本労働組合総連合会(連合)
17.働く子どもの『遺産と伝説』キャンペーン(OLAL)
18.フェアトレード・リソースセンター
19.特定非営利活動法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパン
20.UIゼンセン同盟(全国繊維化学食品流通サービス一般労働組合同盟)