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アドボカシー
(公開日:2010.09.16)

<特集>国連MDGsサミット関連(10.09.16)

 

2000年に世界の首脳が集まり、2015年までに国際社会が達成すべき貧困削減の目標として合意した国連ミレニアム開発目標(MDGs)。その達成状況をレビューするミレニアム開発目標国連首脳会合(MDGsサミット)が、9月20日〜22日にニューヨーク国連本部にて開催されます。

【サミットに向けたセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの取り組み】

・2010年9月24日 MDGsサミット閉幕。約束を果たすための強い政治意志を期待 new!

・2010年9月24日 サミット期間中のセーブ・ザ・チルドレンの活動 new!

・2010年9月22日 MDGs達成に向けて国際社会は今すぐ行動を

・2010年9月22日 世界の首脳は今すぐ行動を!美術展示を実施

・2010年9月21日 各地で「スタンド・アップ」に参加!

・2010年9月16日 菅首相宛にセーブ・ザ・チルドレンのレポート提出

(※随時アップデートしてまいります。)

【MDGsとセーブ・ザ・チルドレンの活動】

8つのMDGsのうち、セーブ・ザ・チルドレンでは特に子どもの権利に直接関わるMDG2(初等教育の完全普及)およびMDG4(乳幼児死亡率の削減)の達成に向けて、重点的に取り組んでいます(※)。
※ただし、8つの目標は全て相互に有機的に関連する内容として包括的に達成することが求められており、現場ではそれを反映した多面的な活動を実施しています。

MDGsサミットに向けたセーブ・ザ・チルドレンの活動の一端をご紹介します:


【MDG4〜乳幼児死亡率の削減】

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「EVERY ONE」キャンペーン
年間900万人が5歳の誕生日を迎える前に亡くなっている現状に終止符を打とう、と全世界のセーブ・ザ・チルドレンが一丸となり取り組んでいるキャンペーンです。



●政策提言

先進国・開発途上国各国における政策提言活動に加え、MDGsサミットにおいて国連事務総長より提唱される『女性と子どもの健康のための世界規模戦略(仮訳)』の内容策定プロセスに参加してきました。9月7日にはMDGsサミットに向けたセーブ・ザ・チルドレンの提言レポート、『命への公平な機会』(A Fair Chance at Life)を発表しました。

『命への公平な機会』(A Fair Chance at Life)【英語全文】.pdf

『命への公平な機会』(A Fair Chance at Life)【要旨和訳】.pdf



●サミット期間中のイベント

インスタレーション
サミット初日の9月20日に、ニューヨークのグランド・セントラル・ステーション構内で、EVERY ONEのインスタレーション(美術展示)が登場します。世界中のキャンペーンの様子や賛同者を映し出すモザイク画や画像・映像が展示され、その場を訪れた方々が参加できる仕掛けも設けられます。期間中、ニューヨークにいらっしゃる方はぜひご覧下さい!

サミット期間中のサイドイベント(公式会合に併設される会議)
9月21日にセーブ・ザ・チルドレン、ユニセフ、ワールドビジョン、プランの4団体が合同で「MDGsと子ども」と題したセッションを開催します。


●市民社会への賛同の呼びかけ

市民の皆さんのキャンペーンへの理解と賛同を得て、世界の首脳に「約束を果たして」という声を届けるために、セーブ・ザ・チルドレンは、世界中で、署名集めやイベント開催、様々なソーシャル・メディアでの呼びかけなどを実施してきました。

日本では9月中旬より株式会社ブーム・メディア・コミュニケーションズ様のご協力により、全国600店のカフェにキャンペーンの無料ポストカードを30,000部設置する予定です。見かけられた方は、ぜひお持ち帰りいただき、ポストカードを送ってお友達にも知らせて下さい!

その他、キャンペーンにご参加頂くには...
 ・ツイッターをフォローして下さい!
 ・EVERY ONEに1日1クリックを! 
 ・kashwereの可愛いクマ、mini kashbear for SCJ をご購入下さい! 



【MDG2〜初等教育の完全普及】

世界には、初等教育課程を終了できる見込みのない子どもたちが7,500万人います(Save the Children, 2009)。2015年までにどの子どもも初等教育課程を修了できるよう、セーブ・ザ・チルドレンも他国際機関と共に政策提言などを行っています。
(紛争下の子どもたちへの教育に対するセーブ・ザ・チルドレンの取り組みはこちらをご覧ください。) 


●政策提言

世界の子どもひとりひとりが初等教育課程を修了できるように、これまで、日本をはじめ先進国・開発途上国各国において、政策提言活動を実施してきました。MDGsサミットでは、教育分野の提言レポート『2015年にむけて、平等と質を伴った教育の普及』("Making it Count: Providing education with equity and quality in the run up to 2015")を配布し、世界のリーダーが集まるこの機会に政策提言を行う予定です。

『2015年にむけて平等と質を伴った教育の普及』【英語全文】.pdf

『2015年にむけて平等と質を伴った教育の普及』【要旨和訳】.pdf



●サミット期間中のイベント


「教育:MDGsの中核」ラウンドテーブル協議
サミット最終日の9月22日、セーブ・ザ・チルドレン、UNICEF, UNESCO、カタール政府が共催で、国連ビル内にて「教育:MDGsの中核」ラウンドテーブル協議を開催します。この協議に日本も含む世界各国の首脳陣、企業のリーダー、学術関係者たちを招き、セーブ・ザ・チルドレンが用意する上記提言レポートを配布し、MDGsの8つのゴールを達成するには、教育は中核となる要素であり、MDG2の達成には各リーダーたちのさらなるリーダーシップが必要であることを訴える予定です。

その他のサイドイベント
GCE (Global Campaign for Education)が開催するメディアへの提言会議にも、セーブ・ザ・チルドレンは提言書作成の協力をしています。


MDGsサミットの概況については、会期後にあらためてご報告します。
国際社会が約束した重要な目標=MDGs。本サミットにどうぞご注目ください!



 

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