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アドボカシー
(公開日:2025.09.16)

新教材が追加されました!子どもの権利を学べるウェブサイト「こどものケンリ」

 



「こどものケンリ」は、子どもの権利について学べるセーブ・ザ・チルドレンのウェブサイトです。

子どもも大人も楽しく学べるよう、イラストや動画を交えて、やさしい表現で子どもの権利について解説しているほか、主に小学校高学年〜高校生を対象とした学校の授業などで活用いただけるアクティビティ教材も公開しています。

「こどものケンリ」ウェブサイト
https://asuno-compass.savechildren.or.jp/child-rights/learning_kit/index.html


子どもたちが「子どもの権利は身近なもの」 「子どもは権利の主体」と学ぶことができる教材


2024年にセーブ・ザ・チルドレンが実施した「全国3万人意識調査」では、子どもの権利条約について「聞いたことがない」と回答した大人は47.6%、子どもは32.9%、と子どもの権利の認知度はいまだに低いという現状があります。

また、教材制作の過程で話を聞いた子どもたちの中には、「(子どもの権利は)遠い国の子どもたちの話」と考えている人もいました。さらに、「自分には子どもの権利があり、権利が守られるよう求める・行動することができる」というイメージを持ちづらいということも明らかになりました。

こうした状況を背景に、セーブ・ザ・チルドレンは、
〇 子どもの権利とは何かを知る
〇「子どもの権利は身近なもの」 「子どもは権利の主体であり、権利が守られるよう求める・行動することができる」と学ぶ
ことを目標とした、全6つのアクティビティ教材を制作しました。

今回のリニューアルで「こどものケンリ」に新たに加わった教材や機能をご紹介します。


新たに2つのアクティビティ教材が追加されました

あなたならどうする?―子どもの権利を使ってみようー
子どもの権利を守ろうと行動する子どもたちのストーリーを読んで、自分たちが主人公だったらどうするかを考えるアクティビティです。ストーリーは、地域の図書館・学校・避難所が舞台の3 種類から選ぶことができます。文章を読む、もしくは動画を視聴するという方法でストーリーを理解します。ストーリーでは、主人公たちとは異なる意見を持つ人たちが現れます。他者の意見も大切にしながら、子どもの権利を守るために自分たちならどうするか、グループワークを通して考えます。また、子どもは権利の主体であり、子どもの権利を行使する(使う)ことができることを学びます。


「頼りになりそう」をさがしてみよう
「学校・進学・お金」など子どもたちのとっての「こまったこと」の例を選び、子どもが相談できる公的な相談窓口や専門団体を、実際に授業の中で手を動かしながら探してみる練習をします。また、困ったときは「助けて」と言ってもいいということや、権利は法律や制度などの「仕組み」によって守られていることを学ぶアクティビティです。


おはなし動画・イラスト付き子どもの権利条約条文一覧も

「こどものケンリのおはなし」では、子どもの権利とは何か、成り立ちの歴史や日常生活との関わりなどについて、文章と動画で解説しています。今回は、日本臨床心理士会・日本公認心理師協会監修の3つのおはなし「安心・安全にアクティビティを行うためにー自分や友達を大切にして話し合いをするにはー」が追加されました。



子どもの権利について 文章と動画でも解説

また、子どもたちにもわかりやすい、ふりがな・イラスト付きの「子どもの権利条約条文一覧」も掲載しています。
こちらから閲覧・ダウンロードができるようになりました。



子どもの権利条約にはどのような権利が書かれているのか、一覧で見ることができる


これまで、「こどものケンリ」の教材を使った授業に参加した子どもたちから寄せられた感想・意見をいくつかご紹介します。

<子どもたちの声>
●子どもの権利が意外と身近なのはびっくりした。
●今まであまり考えたことがなかった子どもの権利だけど、アクティビティを通して自分たちの権利について知ることができて良かった。
●一人ひとりに権利があるからどんな国の人でも大切にしていきたい。自分が大人になっても大切にしていきたいと思っている一つのことです。
●子どもの権利を知ることで、人には人の意見や考え方があって、それは自分と違うだけでそれに傷つくこともないし悲しむこともない、またお互いを認め合え、お互いを尊重し合う事ができる物だと感じている。
●子どものための相談先はたくさんあることを知ることができ、なにか不安なことがあったらアクティビティで調べたような相談先に相談できるともわかって安心した。これからの将来で悩んだ時に相談できるところを確認できてよかった。
●子どもの権利、自分自身の権利を守るためにできることについてもっと知りたい。それは、自分のためにもだけれど、友達や世界の子どもたちの権利を守るためにも知りたい。

ぜひ、学校の授業や、地域の子ども支援活動で、「こどものケンリ」をご活用ください。

学校現場の先生たちの負担をなるべく増やすことなく、授業などで使っていただけるよう、すぐに投影できるアクティビティ教材ページ、ワークシート(ダウンロードして入力・印刷可)、ファシリテーションガイド(授業の進行表であり、子どもたちへの声かけ例も記載)を揃えています。

また今後、学校の先生などをはじめ、子どもの権利教材を使ってみたい!という皆さまを対象に、オンライン説明会を11・12月に実施予定です。この説明会では、アクティビティ教材を用いた模擬授業を実際に体験することができます。参加者の募集は、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンのSNSおよびPeatixを通じて行う予定です。

ぜひ、セーブ・ザ・チルドレンのPeatixページをフォローのうえ、最新情報をお受け取りください。
セーブ・ザ・チルドレンでは、子どもの権利が社会のさまざまな場に広がるよう、引き続き、活動を続けてまいります。

【本件に関するお問い合わせ】
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン アドボカシー部 社会啓発チーム
E-mail: japan.advocacy@savethechildren.org
TEL: 03-6859-0015(平日9:30〜18:00)


 

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