日本(公開日:2010.11.01)
「Hi5!」活用方法紹介Vol.3:イベントで世界を知るきっかけ作りを!(2010.11.01)
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンでは、世界の子どもの現状や国際協力活動について、身近に捉えるためのポスター式教材「Hi5!」を開発しました。これまでに、学校や児童館での活用方法をご紹介しましたが、今回は、日本のガールスカウト運動90周年の一環とした開催されたイベント『ガールスカウトVIVA90!』での「Hi5!」活用方法をご紹介します。冬休みや春休みななどでの地域のイベントで、ぜひご活用ください。
■掲示された「Hi5!」・ミニセッションで、世界の現状を学ぶ子どもたち■
2010年10月9〜11日に開催された『ガールスカウトVIVA90!』にて、セーブ・ザ・チルドレンはブース出展をしました。ブースでは、部屋いっぱいに「Hi5!」を掲示し、1000名以上の方々が世界の子どもの現状や国際協力について学んでいきました。ガールスカウトの大人のリーダーと子どもたちが、「Hi5!」を見ながら話し合う場面が多く見られました。
また、今回のイベントでは、国連ミレニアム開発目標(MDGs)に焦点が当てられていたので、貧困とマイクロファイナンスについて知る「Hi5! 9.貧しさからぬけだそう!!」を使ったミニセッションも実施しました。内容は、1グループ3〜4名の子どもたちが、10分程度で、迷路を楽しみながら、貧困から抜け出す手法としてのマイクロファイナンスのプロセスを知るというもの。"貧困"という言葉に馴染みがない小学校低学年の参加者も、迷路という手法を通じて、楽しくわかりやすく学べたようでした。
参加した子どもたちからは「マイクロファイナンスでこんなに変わるんだ!」「ベトナムってどんな国?もっと調べてみたい。」といった声が、また大人からは「今まで貧困について子どもたちと考えようとしても、難しくなってしまっていた。この教材なら、楽しく簡単に子どもたちと学ぶことが出来る。」「もっと早く、この教材を知っていればよかった!」といった声があがっていました。
このように「Hi5!」を活用すれば、地域のイベントでも、世界を知り、考えるきっかけを作り出すことができます。
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンでは、一人でも多くの子どもたちが、世界の子どもの状況や国際協力について知ることができるよう、「Hi5!」の普及や新規教材の開発も行っています。みなさまからの「Hi5!」を活用した実践例や感想もお待ちしています。
【問合せ先】
社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン東京事務所(担当:西口)
E-mail:Hi5@savechildren.or.jp
TEL:03-6859-6869 FAX: 03-6859-0069