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日本
(公開日:2018.09.27)

11/17(土)東京開催 シンポジウム「今、災害支援の現場で求められているもの〜子どものこころのケア〜」」(※事前申込受付を終了いたしました。事前申込をされていない方で当日参加を希望される方は直接会場までお越しください。)

 



災害時、あなたは子どもにどう接しますか?
日本では、地震や水害など自然災害の相次ぐ発生を受け、緊急下のこころのケアへの関心が高まっています。さらに近年は、子どものこころのケアの重要性も注目されています。今、災害支援の現場で求められているものは何か、子ども支援の視点から一緒に考えてみませんか。
すでに災害支援や教育の現場に携わっている方はもちろん、将来、国際協力や子ども支援のキャリアに関心のある高校生・大学生のみなさんの参加も歓迎します。



シンポジウム
「今、災害支援の現場で求められているもの〜子どものこころのケア〜」

【日 時】 2018年11月17日(土) 14:00-16:30 受付13:30-
【参加費】 無料
【定 員】 先着 100名
【会 場】 JICA地球ひろば 国際会議場
               東京都新宿区市谷本村町10-5(アクセス
               JR中央線・総武線 「市ヶ谷」 徒歩10分
               東京メトロ有楽町線・都営地下鉄新宿線 「市ヶ谷」A1番/4番出口 徒歩10分
               東京メトロ有楽町線・南北線 「市ヶ谷」6番出口 徒歩8分
【お申込み方法】
※事前申込受付を終了いたしました。事前申込をされていない方で当日参加を希望される方は直接会場までお越しください。
【主 催】公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
【後 援】JICA地球ひろば

《プログラム》
■基調講演
「世界の人道支援において精神保健・心理社会的支援が果たす役割」
 井筒 節 氏(博士、東京大学総合文化研究科 特任准教授)

■災害支援現場からの報告
「国内災害における子ども支援の取り組み〜東日本大震災や西日本豪雨の活動から〜」
 赤坂 美幸(公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン)

■パネル・ディスカッション
「今、災害支援の現場で求められているもの 〜子どものこころのケア〜」
  井筒 節 氏 (博士、東京大学総合文化研究科 特任准教授)
  河嶌 讓 氏 (国立病院機構災害医療センター医師、博士(医学)、精神科医)
  池田 美樹 氏(桜美林大学講師、精神保健福祉士、臨床心理士)
  赤坂 美幸 (公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン)

緊急下のこころのケアは、1995年の阪神・淡路大震災後からその大切さが知られるようになり、2011年の東日本大震災で全国に重要性が伝わりました。また、2016年の熊本地震や2018年7月の西日本豪雨では、子どものこころのケアについても急速に関心が高まりました。

本シンポジウムでは、精神保健・心理社会的支援に関する国際的なガイドライン作成に携わった井筒節氏をお招きし、災害・紛争など緊急下のこころのケアについて国際的な視点からお話しいただきます。さらにセーブ・ザ・チルドレンからは、東日本大震災、熊本地震、西日本豪雨などの支援現場で実践してきた子どもの居場所づくりや、誰もができる「子どものための心理的応急処置:Psychological First Aid for Children(子どものためのPFA)※」の普及など、活動を通した経験や学びを報告します。パネルディスカッションでは、第一線で活躍されている専門家の方々とともに、子どものこころのケアの大切さと、平時からどのような備えが必要かについて、ともに考えていきます。

※「 子どものための心理的応急処置(子どものためのPFA)」
子どもの認知発達段階の特性に合わせて、災害時にストレスを抱えた子どものこころを傷つけずに対応するための手法。世界保健機関(WHO)などが作成したPFAマニュアルをもとに、セーブ・ザ・チルドレンが2013年に開発。



《登壇者プロフィール》

井筒 節氏(博士、東京大学総合文化研究科・教養学部 教養教育高度化機構 国際連携部門特任准教授)
東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野保健学博士。国連本部心理官及び精神保健・障害チーフ、世界銀行上級知識管理官等を歴任し、2015年より現職。第3回国連世界防災会議「障害を包摂した防災セッション」議長(2015)、国連総会障害と開発報告書「精神障害タスクチーム」共同議長(2013〜)等。

河嶌 讓 氏(国立病院機構災害医療センター医師、博士(医学)、DMAT(災害派遣医療チーム)事務局員、精神科医)
日本医科大学医学部を卒業後、2010年国立病院機構災害医療センター救命救急科赴任。東日本大震災ではDMAT隊員として救護活動を行い、精神科医としても従事。2012年、厚生労働省社会・援護局でDPAT ( 災害派遣精神医療チーム) の設立に携わる。2014年からは現職で国内外災害発生時の緊急医療支援などに従事している。

池田 美樹 氏(桜美林大学講師、精神保健福祉士、臨床心理士、日本臨床心理会 災害支援プロジェクトチーム、DPAT(災害派遣精神医療チーム)事務局 事務局員)
早稲田大学大学院人間科学研究科博士後期課程 満期退学。足立区教育相談、公立小中学校スクールカウンセラーほか、障害児保育巡回指導、民間療育相談室個別・集団指導を経て、2000年より前職武蔵野赤十字病院精神科。在職中は、赤十字の災害支援活動に従事。

赤坂 美幸(セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 国内事業部 プログラム・オフィサー)
日本と米国で心理学と幼児教育を学び、2011年よりセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンのスタッフとして東日本大震災の緊急・復興支援に従事。「子どものための心理的応急処置」の日本への導入を担い、現在、さまざまな組織と連携して国内普及を推進すると同時に、モンゴルやガザ、韓国での研修を実施している。

《お問い合わせ》
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン国内事業部 「子どものこころのケア」シンポジウム担当
電話:03-6859-6869 (平日9:00〜17:00)
メール : japan.pfa@savethechildren.org


本シンポジウムは、11月11日(日)に神戸でも開催いたします。


 

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