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日本
(公開日:2009.04.01)

子どもたちの映像メッセージ 宮城・千葉実施分

 

【宮城県 2008年12月23日実施分】

エントリーNo.1 参加者(小学3年生1名、小学5年生4名)



SCJスタッフより
「自分にはできることが、他の誰かにはできないことであったり、自分にできないことでも、他の誰かにはできる
ことだったり」する。だから、何かを「できる」にしたいときは、みんなで協力し合えばいい。そんな気付きを、各自のできることを生かして、習字と縄跳びを
例に表現しました。

メディア・リテラシー専門家より
最終的に交差跳びができた!という場面で、もっとカメラなり音声なりに躍動感や喜びを表現する技法を使ってもらえれば、もっと良くなったと思います。それ以外のところでカメラの動きがあるだけに残念!



エントリーNo.2 参加者(中学2年生2名、中学3年生1名)


SCJスタッフより
絵やダンスといった自分の趣味を生かした「私にできること」。自分が好きなことをしていると、自分自身を好きになって、自分にも自信をもてるよね。そんな思いを街中で堂々と演じ、作品にしました。今回初めて出会った3人だからこそ"友達"も大切なキーワードになりました。

メディア・リテラシー専門家より
文字を書いている人の役割がちょっとわかりにくいです。セリフやナレーションを入れず、テロップと仕草・身振りのみで表現したいときは、「なぜ」そうなるのかを、観ている人にわかるように工夫することが必要ですね。カメラの動きは動的で工夫していると思います。



◆ ◆ ◆ ◆ ◆

【千葉県 2009年1月31日実施分】

エントリーNo.3 参加者(小学5年生4名)


SCJスタッフより

動・エコ・得意技などた?くさんのテーマのできることの中から、みんなでメッセージ決め。みんなが大切だなと一致した、言いたいことを伝えられる「しゃべ
ること」、周りの人も笑顔にできる「笑うこと」を作品に。作品を作る間もみんなで話し合いながら、ニコニコな撮影現場になりました。

メディア・リテラシー専門家より
「言葉」や「感情」とその表現がうまくつながっていて、簡潔だし、とてもわかりやすい作品だと思います。「楽しい」の場面が長く、強調したいのだと思うのですが、それならテロップももっと「楽しい×3」とか、楽しさを強調すると良かったと思います。



エントリーNo.4 参加者(小学3年生1名、小学5年生3名)


SCJスタッフより
ただ「いじめ」を問題提起するのではなく、二つの大切なことを伝えようと、限られた時間で、場面やテロップにこだわって作りました。一つは、「友達と仲良く」できるということ。もう一つは、「動物と仲良く」できるということ(映像中にヒントが隠れています!)。

メディア・リテラシー専門家より
いじめるシーンが、物静かで色調も暗く、いかにもそれらしい雰囲気が出ています。いじめている人が、いじめられている人と仲良くするまでの場面に、もう1シーンあるほうが、流れとして良いかもしれません。



エントリーNo.5 参加者(小学6年生3名)


SCJスタッフより
「私
にできること」を挙げていったら、どんどんでてきて、割り当てられた時間では足りないくらい!「たくさんできることあるね♪」とうれしくなる中で、「こ
れって当たり前なのかな?」とでてきたみんなの疑問。そんな疑問を、カメラワークを工夫しながら、投げかけることができました。

メディア・リテラシー専門家より
問題提起型のメッセージですが、非常に簡潔に、行動とテロップで表現できていると思います。テンポも良く、カット割りなどうまく構成されていると思います。



エントリーNo.6 参加者(小学6年生1名、中学2年生3名)


SCJスタッフより
小学生が出したアイディアを、中学生が深め、何かを決める時は全員で話し合い。途中悩む場面もあったけど、「笑えたり、笑顔でいられたら、人を大切にできる」。そんな思いを各自の個性を生かし、途中参加のメンバーも撮影担当となり、全員で協力してできた作品です。

メディア・リテラシー専門家より
歌と踊りでみせようとするアイデアはおもしろいのですが、運悪く強風のせいで声が聞き取りづらいです。踊る人をアップで撮るなど、カメラワークを工夫すれば音声を入れやすくもなるし、メッセージに力強さが出たと思います。



エントリーNo.7 参加者(高校2年生2名、高校3年生2名)


SCJスタッフより
初めて参加のメンバーには他のメンバーが声かけをし、自分たちで積極的に意見を出し合える環境づくり。そんな話し合いの中で、とても多く出てきた「感情を表現できる」こと。撮影現場では、何度も取り直し、メッセージを伝えたいというみんなの強い思いが伝わってきました。

メディア・リテラシー専門家より
「素直になっていいんじゃない」のテロップのあと、3人がカメラの前ではっとして、感情を出しますが、そのつながりが映像技法だけでは説明不足のように思います。ナレーションを入れないことにこだわったのだと思いますが、代わりとなる説明がほしかったです。



◆ ◆ ◆ ◆ ◆

【2009年2月11日実施分】

エントリーNo.8 参加者(小学4・6年生各1名、小学5年生2名)


SCJスタッフより
中国・フィリピン・ベトナム・日本と出身も学年も異なる4人の「環境に対する取り組み」「日本語以外の言語」という2つのテーマのできること。これらのテー
マを、日本語・母語・ジェスチャー・書き言葉・映像という、自分たちにできるすべての手段を駆使して、作品にしました!

メディア・リテラシー専門家より
「ごみを捨てようとしているおじさんが日本語以外理解できなさそうだ」という設定上での音声技法の少なさですが、これも他のいくつかの作品と同様、音声での説明の少なさを、カメラワークと場面設定でうまく説明できていると思います。



エントリーNo.9 参加者(中学3年生3名)


SCJスタッフより
中国出身の3人が言葉・歌・ダンスという各自の特技を話す中で高まった"中国を知ってほしい" という思い。実際の撮影でも、路上で見知らぬ人に声をかけ、参加してもらいました。みんなのその積極的な姿、とってもパワフルでした!

メディア・リテラシー専門家より
「中国と日本は友だちです」をキーワードに、3つ(言葉・歌・ダンス)の側面からアプローチしています。映像技法や音声技法よりは、場面設定に特化し、短時間で突撃取材を行った意気込みを評価します。協力して頂いた方々に感謝です。



エントリーNo.10 参加者(中学1年生1名・2年生2名・3年生3名)


SCJスタッフより
「どうして日本に来たの?」来日後周りの人から聞かれた中国・フィリピン出身の6人の経験。でもみんな、前向きに乗り越えてきた。だからこそ今回も、タガログ語・中国語・日本語という言葉の壁を乗り越え、みんなの手とチカラを合わせて、メッセージをカタチにしました。

メディア・リテラシー専門家より
前半はカメラに向かって演者が話すというカメラワークを使っているので、臨場感が生まれています。「さっさと国に帰れよ」というセリフがリアルすぎます。最後の手に文字を書いて並んでいるところは、もう少し長く撮っても良かったですね。





 

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