日本(公開日:2008.11.01)
Child to Publicキャンペーン(入賞作品発表)
【Child to Publicキャンペーン入賞作品発表!!】
?子どもたちの映像メッセージ「私にできること」?
「私にできること」をテーマに、子どもたちの映像メッセージを募集したChild to Publicキャンペーン。全国9地域15ヵ所にて実施したワークショップで制作された48本の子どもたちの映像メッセージの中から、セーブ・ザ・チルドレン賞2作品、メディア・リテラシー賞2作品を決定しました。
選考は、当キャンペーン参加者および藤原紀香さんをはじめセーブ・ザ・チルドレンの活動にご賛同いただいているみなさまにお願いしました。
ワークショップ(1日)では、メディア・リテラシーの手法を用いながら、子どもの権利の視点を学び、映像を制作しました。「私にできること」をテーマに、制作した子どもたちの映像メッセージをぜひご覧ください。
【セーブ・ザ・チルドレン賞】
?選考委員からのメッセージ?
「伝える」という簡単そうで難しいことに対して、「私にできる!」という強いメッセージが伝わってきました。前半では、音楽や絵といった伝える手段を、子どもたちが持っている可能性と共に表現し、後半では、「伝える」ことの大切さを自然かつストレートに表現していたと思います。「伝える」ことを大切にすると世界が変わるかもしれない、と勇気をもらいました。
?選考委員からのメッセージ?
いじめで悩む子どもたちが多くいる中で、子どもたち自身がいじめについて真剣に考え、自発的にいじめをやめようと訴える映像は、とても迫力がありました。いじめた側・いじめられた側がきちんと思いを伝いあう姿、最後にはなたれた「大人より小さいけど、勇気を出そう!」というメッセージは、見た人の心を強く動かす作品だったと思います。
【メディア・リテラシー賞】
?選考委員からのメッセージ?
コミュニケーションというのは言語そのものの問題ではなく、「伝えたい」という気持ちであることを、ゴミのポイ捨てという身近なことと関連させた設定がうまいです。そして音声としての言葉をほとんど使わず、テロップとカメラワークでカバーしています。カメラワークは、全体の設定がわかるような構図になるようよく考えています。
?選考委員からのメッセージ?
まずメッセージの設定がシンプルです。映像に関しては、観ていて飽きない適度なカメラワーク(横の動き、アングル、ズームなど)が使われており、明るさにも配慮しています。多様な人間を表現するのにはペンを使い、疎外されている人を表現するのには実際の人間を使うという工夫もおもしろいです。セリフも一言で簡潔です。
【選考基準】
★セーブ・ザ・チルドレン賞
子どもの権利の視点をもち、「私にできること」を制作過程も含めカタチにしているもの
★メディア・リテラシー賞
映像・音声技法、場面設定においてメディア・リテラシーの視点を活用し、創意工夫がみられるもの
【選考委員】
キャンペーンにご参加いただいた計211名のみなさん、また実施にあたりご協力いただいた各地域のみなさま、本当にありがとうございました。今回応募いただいた子どもたちの映像メッセージ作品は、どの作品もそれぞれの思いが感じられ、子どもたちの強いメッセージが伝わってきました。このようなメッセージをおとなである私たちがまっすぐに受け止め、今後の活動に活かしていきたいと思います。2009年も、全国数か所で、さらに多くのみなさんが子どもの権利を身近に感じられるようなキャンペーンを実施予定ですので、ぜひご参加ください。
ワークショップ(1日)では、メディア・リテラシーの手法を用いながら、子どもの権利の視点を学び、映像を制作しました。「私にできること」をテーマに、制作した子どもたちの映像メッセージをぜひご覧ください。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
【セーブ・ザ・チルドレン賞】
エントリーNo.13 参加者(小学6年生2名)
?選考委員からのメッセージ?
「伝える」という簡単そうで難しいことに対して、「私にできる!」という強いメッセージが伝わってきました。前半では、音楽や絵といった伝える手段を、子どもたちが持っている可能性と共に表現し、後半では、「伝える」ことの大切さを自然かつストレートに表現していたと思います。「伝える」ことを大切にすると世界が変わるかもしれない、と勇気をもらいました。
エントリーNo.21 参加者(小学4年生2名、小学5年生3名)
?選考委員からのメッセージ?
いじめで悩む子どもたちが多くいる中で、子どもたち自身がいじめについて真剣に考え、自発的にいじめをやめようと訴える映像は、とても迫力がありました。いじめた側・いじめられた側がきちんと思いを伝いあう姿、最後にはなたれた「大人より小さいけど、勇気を出そう!」というメッセージは、見た人の心を強く動かす作品だったと思います。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
【メディア・リテラシー賞】
エントリーNo.8 参加者(小学4・6年生各1名、小学5年生2名)
?選考委員からのメッセージ?
コミュニケーションというのは言語そのものの問題ではなく、「伝えたい」という気持ちであることを、ゴミのポイ捨てという身近なことと関連させた設定がうまいです。そして音声としての言葉をほとんど使わず、テロップとカメラワークでカバーしています。カメラワークは、全体の設定がわかるような構図になるようよく考えています。
エントリーNo.38 参加者(高校2年生1名、高校3年生2名)
?選考委員からのメッセージ?
まずメッセージの設定がシンプルです。映像に関しては、観ていて飽きない適度なカメラワーク(横の動き、アングル、ズームなど)が使われており、明るさにも配慮しています。多様な人間を表現するのにはペンを使い、疎外されている人を表現するのには実際の人間を使うという工夫もおもしろいです。セリフも一言で簡潔です。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
【選考基準】
★セーブ・ザ・チルドレン賞
子どもの権利の視点をもち、「私にできること」を制作過程も含めカタチにしているもの
★メディア・リテラシー賞
映像・音声技法、場面設定においてメディア・リテラシーの視点を活用し、創意工夫がみられるもの
【選考委員】
- 株式会社ファミリーマート
- 財団法人地球市民財団
- 藤原紀香さん
- 社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン (50音順)
キャンペーンにご参加いただいた計211名のみなさん、また実施にあたりご協力いただいた各地域のみなさま、本当にありがとうございました。今回応募いただいた子どもたちの映像メッセージ作品は、どの作品もそれぞれの思いが感じられ、子どもたちの強いメッセージが伝わってきました。このようなメッセージをおとなである私たちがまっすぐに受け止め、今後の活動に活かしていきたいと思います。2009年も、全国数か所で、さらに多くのみなさんが子どもの権利を身近に感じられるようなキャンペーンを実施予定ですので、ぜひご参加ください。